日本パデル協会2025年10月24日 08:38
FIPランキング制度刷新:2024年の新システムとは?

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

今回は「FIPランキング制度刷新」について語っていきたいと思います。

■背景と改訂の狙い

まず前提として、FIP はこれまで「Premier Padel(旧 WPT 吸収後の上位ツアー)」と「CUPRA FIP Tour(従来の FIP Tour)」の双方を対象にした統一ランキング制度を整備しており、2024年においてさらに明確化・最適化を図るための改訂を発表しています。

改訂の主な目的としては次のような点が挙げられています。

・トーナメント格の整合性(上位大会と下位大会でのポイント比率を明確化)

・選手保護と参入機会の両立(強者が急激に落ちないようにしつつ、新興選手にも道を開く設計)

・安定性・連続性の確保(52 週間サイクル制、ポイント防衛制度の明文化)

・ツアーカレンダーとの整合性(大会数・大会格・スケジュール変動との整合)

・これらを踏まえて、改訂点を「ポイント配分」「対象大会(格付)」「年間スケジュール・ポイント有効期間」の順で見ていきます。

■ポイント配分(新制度の主な変更点)

ベスト22結果方式の継続:

・2024年以降も、プレーヤーの 22試合分のうち上位22結果(最高成績) をその年のランキングポイントとして用いる方式が採用されています。

・つまり、年間すべての大会を対象とせず、出場数が多くても “良い成績” を優先する形式です。

これは従来方式から継続しています。

ポイント表の再構成(2024〜2025 連続改訂):

2024年改訂時点と、2025年以降にも適用される改訂案が発表されていますので、両者を対比しながら整理します。

2024 年時点での改訂(FIP 発表 “New Points Table Breakdown”):

・FIP は “新しいポイント表”(ranking points table breakdown)を 2024 年シーズン向けに発表。

・具体的数値例(2024年時点)⇩

トーナメント格 / 成績 / 優勝ポイント / 準優勝ポイント / 備考

FIP Platinum / 200点 / 120点 / 従来より優勝点を引き上げた例(あるいは強化案)

FIP Finals / 185 点 / — / シーズン終了時の最終大会(FIP Tour 系)での順位に対する付与点数。

FIP Gold / 125 点 / 75 点 / Gold 格大会の勝者・準優勝者へのポイント。

FIP Star / 62 点 / — / Star 格大会(中級クラス)での優勝点数例。

FIP Rise / 31 点 / — / Rise(昇格クラス)大会での優勝点数例。

FIP Promotion / 15 点 / — / 最下位クラス(Promotion)での優勝点数例。

これらの数値は「仮定値/案」として示された部分もあり、すべての大会でこの倍率が適用されるわけではありません。

・さらに、Premier Padel 系列(Major, P1, P2, Tour Finals)においてもポイント配分が明確化されています。

例えば…

・Major(4大会):優勝 2,000 点、準優勝 1,200 点

・Premier Tour Finals(シーズン終盤の最終大会):優勝 1,500 点

・P1:優勝 1,000 点、準優勝 600 点

・P2:優勝 500 点、準優勝 300 点

ただし、この P2 の優勝点 500 点という設定は、2025 年改訂後に P2 → 600 点として引き上げられる案も出されています。

2025 年以降の改訂案(新制度案):

「FIP and Premier Padel announce new 2025 ranking points and tournament criteria」の発表により、2025年から実施される新ポイント体系が示されています。

主な特徴は次の通りです。

・CUPRA FIP Tour 側で大会カテゴリを Bronze / Silver / Gold / Platinum の 4 区分に簡略化(従来の Star / Rise / Promotion などを整理)

・各カテゴリ優勝者へのポイント割り当て例(2025 年案)⇩

カテゴリ / 優勝ポイント / 備考

FIP Platinum / 300 点 / 従来より大幅アップ案

FIP Gold / 150 点 / 中位カテゴリへの付与例

FIP Silver / 80 点 / 新カテゴリ導入案としての中間値

FIP Bronze / 40 点 / 下位カテゴリとしての最低ライン案

CUPRA FIP Finals(FIP Tour 最終大会)/ 225 点 / 決勝大会優勝者に対して付与案

・また、Premier Padel 系列大会においても、P2 格大会の優勝ポイントを 600 点へ引き上げや、初戦ラウンドへのポイント付与強化、予選段階のポイント割り当ての明文化といった強化案が含まれています。

・ただし、Major / P1 / Tour Finals のトップ大会におけるポイントは従来通り維持される案とされています。

要するに、2025年からはより単純明快なカテゴリ体系+下位大会ポイントの底上げを図る傾向があります。

加点制度・ボーナスポイント(Upset ボーナス):

2024年改訂(または改訂案)では、強い相手を破った場合に追加ポイントを与える「ボーナス制度」も導入されています。

具体的には…

・Major 大会において、ランキング上位 8 組を破った組には +30 点 などのボーナス付与。

・P1 大会において、トップ 8 組を破った場合に +20 点 等のボーナス。

・P2 大会では、トップ 4 組を破った場合に +15 点 等のボーナス。

この制度は「格下のペアにも大番狂わせを起こす余地を与える」インセンティブとして機能します。

■対象大会および大会格付けの変化

ランキング制度刷新は、そのまま大会格付け(トーナメント・カテゴリ体系)にも影響を与えています。

トップ層:Premier Padel(旧 WPT 統合後の上位ツアー):

・Premier Padel(通称 QATAR AIRWAYS PREMIER PADEL Tour)大会は、従来から Major / P1 / P2 / Tour Finals といった格付けで運営されており、2024 年時点でこの構成が採用されています。

・2025 年改訂案でも、Major / P1 / P2 / Finals 区分そのものは残しつつ、P2 のポイント引き上げや予選ラウンドへのポイント配分、初戦ポイントの付加強化などが加えられる予定です。

・また、2024年には Tour Finals(シーズン終了時の最終イベント)が設置され、優勝者に 1,500 点を付与するフォーマットが採用されました。

下位層:CUPRA FIP Tour(従来の FIP Tour 系):

・従来の FIP Tour は複数カテゴリ(Platinum, Gold, Star, Rise, Promotion)という多階層体系を持っていました。

・2025 年以降、新制度案ではこれらを Platinum / Gold / Silver / Bronze の 4 階層に再構成する案が提示されています。

・この再構成に伴い、各階層のポイント水準も上方調整される見込みです(前述の 300 / 150 / 80 / 40 点案など)

・また、FIP Finals(CUPRA FIP Tour の最終決定戦)という大会も独立してポイントを付与する方式が引き続き残される案が示されています(225 点優勝案など)

対象大会の範囲:

・ランキング対象となる大会は、Premier Padel 大会 + CUPRA FIP Tour 大会 の両方。これにより、上位大会だけでなく、下位ツアーの成果もランキングに反映される構成です。

・一部大会(特に小規模な国内イベントなど)はランキング対象外となる場合があり、FIP 認定大会ラベルが付くもののみ対象となるルールが明確化されつつあります。

■年間スケジュール・ポイント有効期間・防衛制度

改革されたランキング制度には、時間軸・ポイント寿命などスケジュール上のルールも含まれています。

ポイント有効期間:52 週間サイクル

・FIP では 52 週間サイクル(1 年) 制度を採用し、取得されたポイントは時間経過とともに失効する(または更新が必要)仕組みとなっています。

・特定の週に獲得したポイントは、翌年の同週まで保持され、同週に再び大会参加してより高成績を収めれば “防衛(更新)” できる。成績が下回るとポイントが減少する。

・新制度では、Major 大会のポイント防衛週を明確化する案も出されています。たとえば、2024年の Major 大会で獲得したポイントは、2025年の同時期の Major で防衛されるようスケジュール調整がなされます。

■ポイント除外・更新の処理

・過去 52 週間以前のポイントは、翌年の同週終了時点で自動的に除外または更新対象になります。

・選手がその週に適切な大会に出場しなかった場合、自動的にその当該ポイントが失われ、代替としてその選手の “次に良い成績” が代入されます。

■年末総決算とシーズン終結大会

・2024年から、Premier Padel の Tour Finals(シーズン終了大会) が導入され、優勝者に 1,500 点が付与される方式が定着。

・FIP Tour 側でも FIP Finals(CUPRA FIP Tour 最終決定戦) のような大会が設けられており、これに対してランキングポイントを付与する方式が維持または強化。

・2025年以降は “World Cup Pairs”(ペア別世界大会)新設案もあり、勝者に 2,000 点、準優勝に 1,200 点が与えられる案が公表されています。

■スケジュール変化・大会数調整

・FIP は大会数・大会格の見直しを行っており、ツアー全体の年間スケジュールに対して改訂が検討されています。

・特に CUPRA FIP Tour 側では、より国際展開を意識した大会地域拡大、ポイント強化、カテゴリ調整による大会間格差是正などが見込まれています。

・例えば、P2 格大会の優勝ポイントの引き上げ(2024年 500 → 2025年案 600)などがその例です。

■「新制度」導入によるメリット・課題・展望

利点・期待

1. 構造の明朗化

 大会カテゴリやポイント水準が簡略化・明確化され、選手やファンにとって理解しやすくなる。

2. 参入の道が広がる

 下位カテゴリ(Bronze, Silver 等)にも十分なポイントを割り当てることで、新興選手にも成績でランキングを上げていくチャンスが拡大。

3. 安定性と競争性の両立

 52 週間サイクル制+防衛ルールにより、ランキングの上下変動に合理性をもたせつつ、過去の成績が過度に残ることを防止。

4. 大会主催側・ツアー構成の最適化

 より適正な大会数・格付け配置が可能になり、ツアー全体の調和と持続可能性を高める。

■今後の展望

2025~2026年以降の制度運用を通じて、さらなる改善や調整(たとえば階層間ポイント比率の再調整、ボーナス制度の見直し、予選ラウンドポイントの最適化など)が行われる可能性があるかもしれません。

また、新たな大会(World Cup Pairs 等)導入によって、ランキングに与えるインパクトがさらに大きくなる見込みです。

そして、世界各地での大会拡大との整合性を図るため、地域別ポイント補正や地域大会比重の見直しなども検討されるかもしれません。
日本パデル協会2025年10月16日 19:30
ジュニアパデルの台頭:U14・U16・U18世代に見る未来のスター候補たち

~FIP Promisesツアーとジュニアランキングから育成事情を深掘り

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

今回は、「ジュニアパデルの台頭」について触れていきたいと思います。

テニス界の「ビッグ3」がそうであったように、どんなスポーツにおいても、未来のトップスターたちは若き才能の中から生まれてきます。

パデルも例外ではありません。

近年、世界中でパデルの競技人口が急増する中で、次世代を担うジュニアパデルプレーヤーの台頭が目覚ましいものがあります。

国際パデル連盟(FIP)が主導する「FIP Promisesツアー」や、ジュニア世界ランキングの整備は、まさにこの才能の宝庫を育成し、発掘するために不可欠なインフラです。

今回は、ジュニアパデルがどのように発展しているのかを掘り下げ、未来のトップスター候補たちがどのように育っているのかを探っていきましょう。

■FIP Promisesツアーとは何か?

「FIP Promisesツアー」は、FIPが主催するジュニア世代(U14、U16、U18)のための国際ツアーです。

このツアーの目的は、世界中の若い才能に国際大会での経験を積ませ、将来のプロキャリアへの道を開くことにあります。

このツアーは、単なる大会の開催に留まりません。

ランキングシステムの導入: 各大会での成績に応じて、ジュニアの世界ランキングポイントが付与されます。

これにより、プレーヤーは自分の実力を客観的に把握し、目標を設定することができます。

国際的な交流の機会:

さまざまな国から集まるプレーヤー同士が、文化や言葉の壁を越えて交流する貴重な場となります。

プロへの登竜門:

FIP Promisesツアーで好成績を収めたプレーヤーは、FIPが主催するFIPツアーなど、より上位のプロ大会への出場機会を得ることができます。

このツアーの存在は、ジュニアプレーヤーにとって「夢」を具体化するための明確な道筋を示しています。

■ジュニアランキングが示す育成事情

FIPのジュニア世界ランキングを見ると、興味深い傾向が見えてきます。

U14、U16、U18の各カテゴリの上位を占めているのは、やはりパデル大国であるスペインやアルゼンチンのプレーヤーたちです。

彼らは幼い頃からパデルに親しみ、恵まれた環境の中で技術を磨いてきました。

しかし、近年はイタリアやスウェーデンといった、パデルが急速に普及している国々のプレーヤーもランキング上位に食い込んできています。

これは、これらの国々でもジュニア育成に力が入れられ、才能ある若者が次々と現れていることを示しています。

■育成の現状:スペイン vs. 新興国

スペインの育成モデル…

スペインでは、多くのパデルクラブにジュニアアカデミーが併設されており、幼い頃から専門的なコーチングを受けることができます。

コーチ陣は元プロや経験豊富な指導者で、戦術や技術を体系的に教えています。

また、学校の体育の授業でパデルが導入されているケースもあり、競技の裾野が非常に広いのが特徴です。

新興国の育成モデル…

イタリアやスウェーデンといった新興国では、元テニスコーチがパデルコーチに転身するケースが増えています。

彼らはテニスで培った経験と指導法をパデルに応用し、短期間で高いレベルのプレーヤーを育成することに成功しています。

また、国や地域の協会がジュニアキャンプや遠征を積極的に支援し、国際的な経験を積ませる機会を増やす取り組みも行われています。

■ジュニア世代から見る未来のスター候補たち

ジュニアパデル界には、すでに将来のトップスター候補として注目を集める若き才能が多数存在します。

例えば、スペインの「ダビッド・ゲレロ(David Guerrero)」のようなプレーヤーは、U18世代で圧倒的な強さを見せ、すでにプロのツアーにも参戦し始めています。

彼のような才能は、単に技術が高いだけでなく、試合運びやメンタル面でも成熟しており、将来のワールドナンバーワン候補として期待されています。

また、女子ジュニアの世界でも、スペインの「アンドレア・ウンデラ(Andrea Undera)」や「アレクサンドラ・アロンソ(Alexandra Alonso)」といったプレーヤーが注目されています。

彼女たちは、女性パデルの台頭を象徴する存在であり、今後のプロツアーを牽引していくことが期待されています。

■日本のジュニアパデルの現状と課題

日本でも、ジュニアパデルの育成は始まったばかりです。ジュニア世代の大会は少しずつ増えており、FIP Promisesツアーにも日本のプレーヤーが参加する機会が増えてきました。

しかし、パデル大国と比べると、コーチや指導者の数、そしてジュニアが練習できるコートの数がまだまだ限られています。

今後、日本のパデル界が世界に通用するトッププレーヤーを輩出するためには、以下の課題に取り組む必要があります。

✅ジュニア専門のコーチ育成…幼い頃からパデルの基礎を教えることができる専門的なコーチを増やすこと

✅大会機会の増加…ジュニアが試合経験を積むための国内大会や国際大会の開催を増やすこと

✅普及活動…学校や地域コミュニティと連携し、子どもたちがパデルを始めるきっかけを作ること

■結論:ジュニアパデルはパデル界の未来

ジュニアパデルの台頭は、パデルというスポーツが単なるブームではなく、持続可能な発展を遂げていることの明確な証拠です。

FIP Promisesツアーやジュニアランキングの整備は、未来のスター候補たちに明確な道筋を提供し、彼らの成長を加速させています。

今後、パデルがオリンピック競技を目指す上で、ジュニア世代の育成は不可欠な要素となります。

世界のトップシーンで活躍する若い才能が増えるほど、パデルはより魅力的でダイナミックなスポーツへと進化していくでしょう。

このブログを読んでいる皆様にお願いしたいことは、ぜひ近くのコートで熱心に練習しているジュニアの姿に注目してみてください。

彼らの中に、未来のワールドナンバーワンが隠れているかもしれませんよ。
日本パデル協会2025年10月09日 14:39
最もパデルコートが多い国ランキング:

世界のパデルを牽引する国々

~驚異のコート数が示すパデル大国の現状

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

今回は「パデルコート数が多い国ランキング」を書いていこうと思います。

パデルコート数が多い=人気がある国という何よりもの証拠になりますので、世界中で人気が急上昇している結果を実感してもらえると思います。

■世界のパデルコート事情

近年、世界中で爆発的な成長を遂げているパデル。

その人気を測る上で最も明確な指標の一つが、パデルコートの数です。

コート数はその国における競技人口の多さ、そしてパデルというスポーツが社会にどれだけ浸透しているかを如実に物語っています。

2024年現在、世界のパデルコートの総数は60,000コート以上に達すると推計されており、70,000コートあるのでは?というデータもあるほど、詳細なデータが集められないほどに成長しております。

この驚異的な成長は、パデルがもはや一部のプレイヤーだけが楽しむニッチなスポーツではなく、グローバルなスポーツインフラとして確立されつつあることを示しています。

今回は、世界のパデルコートを牽引するトップ国々をランキング形式でご紹介し、それぞれの国がなぜパデル大国となったのか?を詳しく解説します。

■パデルコートが多い国トップ5ランキング

1位:スペイン

コート数:17,000コート以上

スペインはパデルの事実上の発祥国であり、その圧倒的なコート数で世界のトップに君臨しています。

もともとアルゼンチンで考案されたパデルですが、スペインが本格的な普及の舞台となりました。

国内のクラブや住宅地、公共施設などあらゆる場所にコートが設置されており、テニスよりも競技人口が多いとも言われています。

プロツアーである「ワールドパデルツアー」もスペインが主な拠点となっており、このスポーツが文化として深く根付いていることが最大の理由です。

2位:イタリア

コート数:9,000コート以上

イタリアはパデルの「爆発的な成長」を象徴する国です。

2019年時点ではわずか1,800面ほどだったコート数が、わずか数年で9,000コートを超えるまでに急増しました。

これは、イタリア国民のラケットスポーツへの関心の高さと、パデルが持つ社交性が相まって、急速に浸透した結果です。

特に、ローマやミラノなどの大都市圏で次々とクラブがオープンし、多くの人々がパデルを始めています。

3位:アルゼンチン

コート数:7,000コート以上

アルゼンチンはパデルが生まれた国です。

1969年にメキシコで考案された後、アルゼンチン人実業家によって導入され、急速に人気が拡大しました。

特に1990年代には大ブームとなり、現在もテニス人口をはるかに上回る競技人口を誇ります。

アルゼンチンのプレーヤーは、その独特なプレースタイルと戦略性で知られ、長らく世界のトッププレーヤーを輩出してきました。

南米大陸でのコート数は1位を確立しており、パデルが国民的なスポーツであることが伺えます。

4位:スウェーデン

コート数:4,200コート以上

スウェーデンのパデルブームは、北欧地域における特異な事例です。

2019年まではほとんど知られていなかったパデルが、わずか数年で4,000コートを超える建設がされるまでに成長しました。

その背景には、冬が長く屋内スポーツの需要が高いこと、そして著名な元プロサッカー選手ズラタン・イブラヒモビッチなどの有名人がパデルクラブを設立したことなどが挙げられます。

経済的な豊かさも、高額なパデルコート建設を後押ししました。

5位:オランダ

コート数:2,400コート以上

5位以下になると、各国のコート数は接戦になります。

オランダはコート数こそ上位国には及びませんが、その成長率が非常に高い国として注目されています。

サッカーやサイクリングが盛んな国でしたが、パデルは新たなスポーツの選択肢として若者を中心に急速に広がりました。

特に、テニスやフィットネスジムなど既存のスポーツ施設に併設される形でコートが増加しており、今後のさらなる成長が期待されております。

■日本の現状と今後の展望

上記のトップ5には含まれませんが、日本でもパデルのコート数は着実に増加しています。

2025 年現在、国内のパデルコート数は50面以上に達しました。

パデルシーンでは「50コートの法則」というものが存在しておりまして、50コートを超えた後から急速に拡大していく…という世界中の例があります。

日本も遂にこの50コートに到達しましたので、後は飛躍的に伸びるタイミングを待つだけとなり、カウントダウン状態に入りました。

日本のコート数はまだ欧米諸国と比べると少ないですが、その成長率は非常に高く、今後も全国各地でコートが新設されることが予想されます。

特に、日本はアジア競技大会の開催国として、パデルの普及に力を入れています。

2026年の愛知・名古屋アジア競技大会でパデルが正式競技となれば、日本国内での認知度が飛躍的に向上し、さらなるコート数増加につながるでしょう。

■まとめ:コートの数が示すパデルの未来

パデルコートの数は、単なる数字ではありません。

それは、パデルというスポーツが社会に受け入れられ、経済的なインフラとして確立されている証です。

トップに位置するスペインやアルゼンチンは、パデル文化が根付いた成熟した市場であり、イタリアやスウェーデンのような急成長国は、パデルの持つ世界的な潜在能力を示しています。

このランキングは、パデルが今後も世界中で成長し続けることを示唆しています。日本のパデル愛好家として、私たちはこの成長を喜び、パデルがいつか世界中で最も親しまれるスポーツになる日を心待ちにせずにはいられません。
日本パデル協会2025年10月02日 15:14
パデル女子プレーヤー比率40%:男女比から見る今後の可能性と課題~後編~

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

前回の「パデル女子プレーヤー比率40%:男女比から見る今後の可能性と課題~前編~」から続きの後編を今回は書いていこうと思います。

■課題と今後の展望:男女平等に向けたさらなる一歩

パデルは、他のスポーツに比べてもジェンダー平等が進んでいると言えますが、完璧ではありません。

今後のさらなる発展のためには、いくつかの課題に取り組む必要があります。

✅1. プロの世界における待遇格差の是正

アマチュアレベルでは男女の差が少ないパデルですが、プロの世界では、テニスと同様に男女間の賞金や露出度の格差が課題となっています。

長らく二大プロツアーが乱立していたパデル界では、男子ツアーと女子ツアーの運営が分かれており、賞金額やスポンサーシップに差がありました。

2024年のワールドパデルツアーとプレミアパデルの統合は、この課題を解決する大きな一歩です。

統一されたプロツアー「プレミアパデル」は、男女の大会を同じ会場で開催し、同一賞金(Equal Pay)を導入することを推進しています。

これにより、女子トッププレーヤーの待遇が大幅に改善され、より多くの女性がプロを目指すインセンティブが生まれます。

✅2. 女性指導者とロールモデルの育成

パデル界のトッププロには、ガブリエラ・カレラやアリアナ・サンチェス、パウラ・ホセマリアといった偉大な女性プレーヤーが存在します。

しかし、競技レベルが低い地域では、女性の指導者やコーチが不足していることが課題となっております。

今後、パデルがさらに成長するためには、女性プレーヤーが安心して指導を受けられる環境を整備し、女性のコーチやマネージャーを積極的に育成していく必要があります。

これにより、若い女性がパデルを始める際の心理的なハードルが下がり、競技人口の増加につながります。

✅3. 女性に特化したイベントとコミュニティの拡大

多くのパデルクラブでは、すでに女性限定のイベントやレッスンが開催されています。

しかし、これをさらに拡大していくことが重要です。

例えば、「初心者向け女性限定トーナメント」や「パデル&ヨガ」のようなイベントは、女性プレーヤーのコミュニティを強化し、新たな参加者を惹きつける効果があるでしょう。

また、SNSやオンラインプラットフォームを活用し、女性プレーヤー同士が情報交換できる場を設けることも、パデルの定着に不可欠です。

■結論:パデルはスポーツ界のジェンダー平等のモデルケースになりうる

パデルの高い女性プレーヤー比率は、単にスポーツとしての魅力を示すだけでなく、ジェンダー平等という現代的な課題に対する、一つのポジティブな回答を示しています。

身体能力に依存しない戦略性、社交性、そしてファッション性といったユニークな特性が、女性の参加を促し、スポーツ界に新たな風を吹き込んでいます。

プロツアーの統一と同一賞金の導入は、パデルがジェンダー平等に向けて真剣に取り組んでいる証拠です。

もちろん、課題は残されていますが、パデルコミュニティ全体が意識的に取り組みを継続することで、パデルはスポーツ界におけるジェンダー平等のモデルケースとなり、より多様で inclusive な未来を築くことができるでしょう。

パデルは、誰もが楽しめるスポーツであり、性別や年齢に関係なく、誰もが主役になれる舞台です。

その魅力が、これからさらに多くの人々に届くことを願ってやみません。

もし、日本パデル協会で開催してほしい企画やイベントなどがありましたら、ぜひご連絡ください!

いっしょにパデルを盛り上げていきましょう!
日本パデル協会2025年09月18日 18:03
パデル女子プレーヤー比率40%:男女比から見る今後の可能性と課題

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

パデルは、他のスポーツと比べて比較的女性比率が高いスポーツでもあるのですが、今回はパデルの男女比からに見る今後の可能性と課題ついてお話していきたいと思います。

■ジェンダー視点で掘り下げる女性活躍の最前線

近年、スポーツ界におけるジェンダー平等への意識が高まる中、スペイン発祥のパデルが注目を集めております。

初心者でもすぐに楽しめる手軽さと、戦略性の高さから世界中で人気が拡大していますが、その成長を語る上で欠かせないのが、女性プレーヤーの存在です。

パデルのプレーヤー全体に占める女性の割合は、なんと約40%(!?)に達すると言われています。

これは、テニスやサッカーといった他のメジャースポーツと比べても非常に高い数字であり、パデルが持つ大きな特徴です。

この高い女性比率は、単なる偶然ではなく、このスポーツが内包するジェンダー平等の可能性を示唆しています。

今回は、パデルの男女比がなぜ高いのか?を掘り下げ、今後のさらなる発展のための課題と展望についてお話していきたいと思います。

■なぜパデルは女性に人気なのか?

パデルの男女比率が高い背景には、いくつかの要因が考えられます。

✅1. 身体的なハンディキャップの少なさ

テニスやバドミントンなどのラケットスポーツでは、ショットのスピードやパワーが勝敗を分ける重要な要素となります。

一般的に男性は女性よりも筋力やスピードに優れているため、競技レベルが上がるにつれて男女間の差が顕著になりがちです。

一方、パデルは、狭いコートと壁を利用する戦略的なスポーツです。

強いショットを打つだけでなく、壁を使ったテクニカルなプレーや、相手の動きを読んで予測する能力がより重要になります。

そのため、純粋なパワーよりも、ボールコントロールや戦術眼といった要素が勝敗に大きく影響します。

これにより、男女間の身体的なハンディキャップが小さくなり、女性も男性と対等に、あるいはそれ以上に活躍できる機会が増えます。

✅2. 社交性とチームワーク

パデルは基本的にダブルスで行われるスポーツです。

ペアを組む相手とのコミュニケーションやチームワークが非常に重要になります。

プレー中はもちろん、プレー後も一緒に楽しむ社交的な雰囲気が、多くの人々を惹きつけています。

このような社交的な側面は、特に女性にとって大きな魅力となっています。

友人や家族と一緒に気軽に楽しむことができ、単なる運動だけでなく、コミュニケーションの場としても機能します。

多くのパデルコートには、カフェや休憩スペースが併設されており、プレーヤー同士が交流を深めるコミュニティが形成されています。

✅3. ファッションとライフスタイル

近年、パデルは単なるスポーツとしてだけでなく、おしゃれなライフスタイルの一部としても定着しつつあります。

多くのスポーツブランドがパデルウェアやアクセサリーを開発し、デザイン性の高いアイテムが豊富に揃っています。

パデルコートはSNS映えする場所としても人気があり、プレーヤーは自身のスタイルを楽しむことができます。

こうしたファッション性の高さや、健康的で洗練されたライフスタイルのイメージは、特に若い女性の間でパデルの魅力を高める要因となっています。

以上、パデル女子プレーヤー比率40%:男女比から見る今後の可能性と課題~前編~でした。

来週は、続きの課題→まとめを書いて本編を締めようと思いますので、来週もお楽しみに!
日本パデル協会2025年09月11日 13:29
"Premier Padel誕生とワールドパデルツアー統合:プロシーンの“新時代”

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

今回は、パデルの競技シーンについてお話していきたいと思います。

■統一ランキングと再編成がもたらす革新

近年、世界中で爆発的な成長を遂げているパデル。

その人気を牽引してきたのは、アマチュアプレーヤーの増加だけではありません。

世界最高峰のプロフェッショナルたちが繰り広げる、息をのむようなプレーも、このスポーツの魅力を高めてきました。

しかし、プロのパデルシーンには、ファンやプレーヤーを悩ませる大きな課題がありました。

それは、複数のツアーが乱立し、統一ルールやランキングが存在しなかったことがより複雑にしてしまう要因となっておりました。

そんな中、2024年、この状況は劇的に変化しました。

長年にわたる交渉と対立を経て、パデル界の二大プロツアーであった「ワールドパデルツアー(WPT)」と「プレミアパデル(Premier Padel)」が歴史的な統合を果たしました!

この画期的な出来事により、プロパデルシーンは「新時代」へと突入することになります。

■乱立するツアーの終焉:なぜ統合が必要だったのか?

WPTは2013年から活動を開始し、パデルのプロツアーの草分け的存在として、長年にわたりトッププレーヤーの主戦場となっていました。

一方、カタールのスポーツ投資会社「Qatar Sports Investments (QSI)」が国際パデル連盟(FIP)と協力して2022年に立ち上げたのがプレミアパデルです。

QSIはフランスのサッカークラブ「パリ・サンジェルマン」を所有するなど、スポーツ界で大きな影響力を持つ企業です。

プレミアパデルは、WPTよりも高額な賞金や、より広い世界での大会開催を掲げ、わずか2年足らずで多くのトッププレーヤーを獲得し、急速に勢力を拡大しました。

結果として、プロプレーヤーはどちらのツアーに出場するか選択を迫られ、ランキングも二つに分かれてしまうという、混乱した状況が続いておりました。

この状態は、プレーヤーにとって過酷なスケジュールや、統一されたキャリアプランを立てにくいという問題を引き起こしました。

さらに、ファンにとってはどの大会が最高峰なのか分かりにくく、スポーツ全体の成長を妨げる要因にもなっていました。

■歴史的な統合:プレミアパデルが描く未来

2023年8月、QSIがWPTの運営会社を買収することで、この長年の対立に終止符が打たれることになります。

そして、2024年シーズンから、「プレミアパデル」が唯一の公式グローバルプロツアーとして始動しました。

この統合がもたらした最大のメリットは、以下の3つに集約されます。

1. 統一された世界ランキングの誕生

最も大きな変化は、単一の統一された世界ランキングが導入されたことです。

これまで、プレーヤーはWPTとプレミアパデル、それぞれのランキングを持っていましたが、統合により、両ツアーの成績が単一のランキングポイントに換算されるようになりました。

これにより、誰が真の世界ナンバーワンなのかが明確になり、ファンはより分かりやすくトッププレーヤーの活躍を追うことができるようになりました。

この統一ランキングは、プレーヤーの公平性を担保し、モチベーションを高める上で非常に重要な要素となります。

また、国際パデル連盟(FIP)が管轄する下位カテゴリの大会(FIPツアー)ともランキングシステムが連携し、アマチュアからプロを目指すプレーヤーにとって、明確なキャリアパスが示されました。

2. 大会カテゴリの再編成

統合されたプレミアパデルは、テニスのATPツアーをモデルに、大会カテゴリを再編成しました。

主要な大会は、獲得できるポイントや賞金の額に応じて以下のように分けられています。

メジャー(Major): 最高峰の大会。年間数回開催され、最も多くのランキングポイントが獲得できます。

(例:パリ、ローマ、メキシコ、カタール)

P1、P2: メジャーに次ぐ規模の大会。

世界各地で開催され、トッププレーヤーが参戦します。

シーズン最終戦(Tour Finals): 年間のランキング上位者のみが出場できる、シーズンを締めくくる特別な大会。

このシンプルなカテゴリ分けにより、ファンは各大会の格付けを直感的に理解できるようになりました。

また、世界中での大会開催が増加し、パデルがこれまで盛んではなかった地域でもトップレベルのプレーを観戦する機会が創出されました。

3. プロ選手のキャリアと待遇改善

プレミアパデルは、WPT時代に比べて高額な賞金を保証することで、プロプレーヤーの経済的安定性を高めました。

これは、選手がプレーに専念できる環境を整え、競技レベルをさらに向上させる上で不可欠な要素です。

また、選手の代表組織であるプロパデル協会(PPA)と協力し、選手との間に建設的な関係を築くことで、ツアー運営における透明性を高めています。

これにより、選手たちは安心して競技生活を送ることができるようになりました。

■日本への影響と今後の展望

今回の統合は、日本にも大きな影響を与える可能性があります。

統一された世界ランキングの導入により、日本のトッププレーヤーが海外の大会に挑戦する際のハードルが下がり、よりスムーズなキャリア形成が可能になりました!

また、将来的に日本でメジャー大会やP1、P2のような大規模な大会が開催されれば、日本のパデルシーンは飛躍的に発展するでしょう。

プレミアパデルは、FIPという国際的な統括団体と連携しているため、パデルが目指す「オリンピック競技化」への道筋も、より明確になったと言えます。

プロツアーが一本化されたことで、パデルシーンのガバナンスが強化され、IOC(国際オリンピック委員会)からの信頼を得る上でも大きなプラスとなります。

■まとめ:プロパデルの新しい夜明け

ワールドパデルツアーとプレミアパデルの統合は、単なるビジネス上の合併ではなく、プロパデルシーンのあり方を根本から変える歴史的な転換点でした。

統一ランキング、再編成された大会、そして改善された選手待遇は、このスポーツのプロフェッショナル化とグローバル化を加速させるでしょう。

これからは、パデルがテニスやゴルフのように、世界中で愛されるメジャースポーツとして成長していく姿を見守ることになります。

この「新時代」の幕開けに、日本パデル協会も遅れを取ることなく前進してまいりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!
日本パデル協会2025年09月04日 11:48
世界に6万面超!急増するパデルコートとその経済的インパクト

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

今回は、「世界のパデルコートについて」お話していきたいと思います。

■パデルコートは60,000コートを突破!

近年、パデルは世界中で驚異的な成長を遂げており、そのインフラの急拡大はスポーツ界に大きな経済的インパクトを与えています。

国際パデル連盟(FIP)が発表した「ワールド・パデル・レポート 2024」によると、2024年初頭には世界のパデルコート数が60,000コート突破!という記念すべき節目を迎えました。

この数字は、パデルがいかに急速に普及しているかを物語っています。

この急増を牽引しているのは、間違いなくヨーロッパです。

世界のパデルコートの実に70%にあたる42,600面以上がヨーロッパに集中していると推定されています。

過去3年間での成長率は240%に達し、パデルの主要国であるスペインを除いても、他のヨーロッパ諸国ではなんと6倍(!)もの成長を記録しています。

この爆発的な増加は、単なるブームではなく、パデルがヨーロッパのスポーツ文化と生活に深く根付きつつあることを示しています。

また、パデルの成長はコート数だけでなく、関連インフラの拡大にも表れています。

世界には19,800以上の施設があり、そのうち5,820のクラブが各国の連盟に加盟しています。

2022年と比較して、加盟クラブ数は48%増加しました。

これにより、パデルはアマチュアからプロまで、幅広い層がアクセスしやすい環境を構築しています。

このインフラの急拡大は、地域経済にも大きな影響を与えています。

新しいコートやクラブの建設は、建設業や関連サービス業に需要を生み出すのはもちろんのこと、地域に新しいコミュニティが誕生するという効果が表れています。

また、クラブの運営にはコーチやスタッフが必要となり、地域にパデルが根付く拠点になっております。

地域別のコート分布を見ると、その経済的なインパクトの大きさがより明確になります。

ヨーロッパが圧倒的なシェアを占める一方で、アメリカ大陸には推定14,850面、アジアには3,200面、アフリカには2,300面、オセアニアにも100面未満のコートが存在します。

これらの地域でのコートの増加は、用具メーカーやアパレルブランド、さらにはプロツアーのスポンサー企業など、パデル関連市場全体の拡大に繋がっています。

FIPが「パデルの新時代」と表現するように、このスポーツは競技人口とインフラの急拡大を両輪として、今後も成長を続けるでしょう。

特に、プロツアーの統合や欧州大会での正式採用など、パデルのプロフェッショナル化が進むことで、さらなる投資と経済活動が促進されることが期待されます。

■日本のパデルコートご紹介

海外では、毎月どこかで必ずパデルの新施設が誕生しておりますが、日本も負けておりません!

京都府の京田辺市では、日本初の公的運営施設「田辺公園パデルコート」が2025年4月にオープンしました。

また、北海道の倶知安町にあるニセコに、北海道初の「ニセコHANAZONOリゾート」が2025年5月にオープンしました。

■まとめ

パデルは、単なるラケットスポーツではなく、巨大な経済的潜在力を秘めたグローバルな現象として、今後も世界中の注目を集め続けることになりそうです。

日本も海外の成長に置いていかれるわけにはまいりません!

「日本のパデルシーンの成長すごいな!」と海外から注目される様に日本パデル協会もパデル活性化に向けて動いております。

今後も日本パデル協会の応援も合わせてよろしくお願いします!
  • 1
日本パデル協会2025年08月28日 14:46
パデルはオリンピック競技になれるのか?~欧州大会での正式採用から考察~後編

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。

今回は、先週の続きで「パデルがオリンピック競技に採用されるのはいつなんだ!?」というところを話していきたいと思います。

■パデルのオリンピック入りはいつ実現する?

ヨーロピアンゲームズでの成功は、パデルのオリンピック入りに向けた大きな前進であることは間違いありません。

しかし、だからといってすぐに実現するわけではなく、道のりは決して簡単ではありません。

オリンピックの競技種目は、各大会の数年前に決定されます。

2028年のロサンゼルス大会や2032年のブリスベン大会の追加競技の枠を争うことになります。

実は、この2032年はかなり現実味を帯びた採用目標だと関係者の間では共通認識を持っており、既に2032年にオーストラリアで開催されるブリスベンへの採用活動に向けて始まっております。

パデルは、国際競技団体連合(GAISF)の会員であり、国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)への加盟も認められています。

これらのステップは、IOCの認可を得るために必要な手続きの一部なのですが、ヨーロピアンゲームズでの正式採用は、このプロセスを加速させる決定的な出来事となりました。

国際パデル連盟(FIP)と世界中のパデルコミュニティは、今後も継続的に競技の普及と組織の強化に努めていくでしょう。

そして、いつか、パデルがオリンピックの舞台で、世界のトップアスリートたちが熱戦を繰り広げる姿を見られる日が来るかもしれません。

その日は、そう遠くない未来だと信じております。

■まとめ

パデルの歴史的な一歩: 2023年ヨーロピアンゲームズで初の正式競技として採用。

欧州大会の重要性: オリンピックの前哨戦であり、EOCの権威の下で開催されるため、オリンピックにふさわしい競技として公認されたことを意味する。

IOCの3つの基準: 普及度(4大陸75カ国以上)、国際統括団体(FIP)の運営能力、テレビ放映権や若者へのアピール度。

パデルの現状: 普及度はほぼクリア、FIPの運営能力も証明済み、観戦の魅力も高い。

今後の展望: 2028年ロサンゼルス大会以降の追加競技枠を目指す!

この歴史的な瞬間は、パデルの未来にとって非常に重要であり、今後も目が離せませんね!

日本パデル協会も、日本のパデル普及にむけて今以上に活動してまいりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!
日本パデル協会2025年08月21日 14:06
"パデルはオリンピック競技になれるのか?
~欧州大会での正式採用から考察~前編

こんにちは!日本パデル協会のFiNANCiE担当の川口です。
今回は、パデル関係者の間ではいつも話題に上がっている「パデルがオリンピック競技に採用されるのはいつなんだ!?」というところを話していきたいと思います。

■五輪マークを背負った歴史的デビュー
近年、世界中で急速に人気が高まっているラケットスポーツ「パデル」。
その勢いはとどまるところを知らず、日本でも「第2のテニス」としてメディアに取り上げられる機会が増えてきております。

そんなパデル愛好家や関係者の間で、かねてから話題に上がっている一つの大きな夢があります。
それは、「パデルがオリンピック競技になる」こと!

テニスや卓球、バドミントンなど、すでに多くのラケットスポーツが五輪競技として親しまれている中で、パデルもその仲間入りを果たす日は来るのでしょうか?

実は、パデルがオリンピックへの道のりを順調に進んでいることを示す、ある重要な出来事が起こりました。
2023年6月にポーランドのクラクフで開催された「ヨーロピアンゲームズ(欧州大会)」です。
この大会は、オリンピックに次ぐヨーロッパ最大の総合スポーツ大会であり、パデルはこの大会で初めて正式競技として採用されました!
この歴史的な出来事が、パデルのオリンピック入りを現実的なものにするための重要な一歩であると考えられています。

■ヨーロピアンゲームズとは何か?
まず、ヨーロピアンゲームズ(欧州大会)について簡単に説明したいと思います。

この大会は、欧州オリンピック委員会(European Olympic Committees=通称EOC)が主催するもので、夏季オリンピックの前哨戦とも位置づけられている大会です。

2015年にアゼルバイジャンのバクーで第1回が開催されて以来、4年ごとに開催されており、2019年に第2回大会がベラルーシの首都ミンスクで開催、2023年に第3回大会がクラクフ・マウォポルスカで開催されました。
競技種目には、オリンピック競技に加えてスケートボードや3x3バスケットボールなど、若者からの人気が高い新しい種目が採用される傾向にあります。

この大会の最大の特徴は、「オリンピックと同様にEOCの権威の下で開催される」点にあります。
このため、大会のシンボルや運営体制、ドーピング検査に至るまで、オリンピックとほぼ同じ基準が適用されています。

つまり、パデルがこの大会で正式競技として認められたことは、国際的なスポーツ界の主要な組織が「パデルをオリンピックにふさわしい競技」として公認したことを意味しているんです!

■パデルがオリンピックへの扉を開くための3つの条件
国際オリンピック委員会(IOC)は、新しい競技をオリンピックに追加する際に、いくつかの厳格な基準を設けています。

パデルがこの基準を満たすためには、主に以下の3つの条件をクリアする必要があります。

✅️1. 普及度(全世界での競技人口と参加国数)
IOCは、特定の地域に偏ることなく、世界中で広く普及している競技を重視しています。
具体的には、男子と女子の両方で4大陸75カ国以上で広く実施されていることが一つの目安とされています。
(パデルは現在5大陸90ヵ国以上)

現在、パデルはスペインやアルゼンチンといった国々で絶大な人気を誇ります。
スペインだけでも600万人以上の愛好者がいると言われ、競技人口はテニスを凌ぐ勢いです。
欧州全体でもイタリア、スウェーデン、フランスなどで急速に競技人口が増加しています。

また、パデルの国際的な統括団体である国際パデル連盟(FIP)には、現在70以上の国や地域の協会が加盟しており、この条件はほぼ満たされつつあると言えるでしょう。

アフリカやアジアでも着実に競技人口が増えており、特にFIPが主催する国際大会「ワールドパデルツアー」を通じて、世界的な知名度が向上しています。

✅️2. 統治(国際統括団体の存在と運営能力)
競技の公正な運営と発展のためには、強力な国際統括団体が必要です。
パデルには、1991年に設立された国際パデル連盟(FIP)が存在します。
FIPは、国際的なルールを統一し、世界選手権などの主要な国際大会を組織・運営しています。

ヨーロピアンゲームズでの正式採用は、「FIPがIOCやEOCとの間で円滑なコミュニケーションと調整を行う能力がある」ことを証明しました。
これは、オリンピック競技としての地位を獲得するために不可欠な信頼と実績を築いたと言えます。

✅️3. 魅力(テレビ放映権と若者へのアピール)
IOCは、テレビ視聴者やデジタルメディアのユーザーを惹きつけ、スポンサーシップを確保できる競技を求めています。

パデルは、そのスピーディーでエキサイティングなプレー展開、そしてユニークなガラスの壁を使ったショットが特徴です。
観客は、コートのあらゆる角度からプレーを見ることができ、ダイナミックなラリーは観戦する人々を魅了します。

また、パデルは比較的年齢や体力に関係なく楽しめるため、幅広い層にアピールできる可能性を秘めています。

特に、若者からの関心が高いスポーツであることは、IOCが重視するポイントの一つです。

ヨーロピアンゲームズのテレビ放映を通じて、パデルの魅力を世界中のより多くの人々に伝えることができたのは、大きな成果と言えるでしょう。


以上、途中ではありますが、ここで前編の終わりとなります。

来週は、「パデルのオリンピック入りはいつ実現する?」というところから続きをお話していきたいと思います。

来週もお楽しみに!"
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日本パデル協会2025年08月14日 15:46
「世界パデルレポート2024:パデルの世界的成長と未来」

こんにちは日本パデル協会です。

今回は、2024年に発表された世界のパデルシーンのレポートについてふれてみたいと思います。

国際パデル連盟(FIP)が発行した「ワールドパデルレポート2024」によると、パデルは近年前例のない世界的成長を遂げており、新しい時代に突入しております。

2023年は、欧州競技大会でパデルが初めて歴史的なデビューを果たし、オリンピック競技としての夢に一歩近づくなど、画期的な1年となりました。

■驚異的な参加者数とインフラの拡大

パデルは世界中で約3,000万人のアマチュアプレーヤーを擁しており、そのうち約2%の60万人が連盟に登録している競技プレーヤーです。

アマチュアプレーヤーの半数以上が週に一度以上プレイしており、その熱狂ぶりがうかがえます。

特にヨーロッパはパデルの中心地であり、アマチュアプレーヤーの59%が集中し、世界のパデルコートの70%を占める42,600コート以上が存在しております。

ヨーロッパ以外では、南米が23%、アジアが6.4%、アフリカが4.3%と続き、各大陸で着実に普及が進んでいます。

クラブとコートの数も急増しています。

2024年初頭には、世界のパデルコート数が60,000コートを超えました。

スペインを除いたヨーロッパ諸国では、その成長率は6倍にも達しています。

クラブと宿泊施設の数は世界全体で19,800施設を超え、パデルがプレイできる国と地域は2021年の約90ヵ国から130ヵ国に増加しました。

これは世界の約3分の2の国々でパデルがプレイされているということになります。

また、パデルは女性にも非常に人気があるスポーツで、アマチュアの40%が女性プレイヤーです。

■プロフェッショナルな競技とランキングの統合

パデルのプロ化も急速に進んでいます。

FIPは、プロツアーであるプレミア・パデルを設立し、旗艦イベントである「CUPRA FIP TOUR」を強化することで、若手からプロの選手まで質の高い競技と機会を提供しています。

2022年に始まったプレミア・パデルは、2024年には25の男女混合大会を5大陸18か国で開催されました。

これにより、パデルは新たな市場を開拓し、世界的な成長をさらに加速させています。

また、FIPは男女プロ選手のための単一かつ統一されたFIPランキングを確立しました。

2023年には、72か国から4,874人のプロ選手がこのランキングに名を連ね、そのうち3,512人が男性、1,362人が女性でした。

トップランキング選手のうち61%はヨーロッパ出身であり、特に男性では57%、女性では72%と、ヨーロッパが圧倒的な存在感を示しております。

■若手選手の台頭と未来への展望

パデルの未来を担う若手選手の育成も進んでいます。

FIPは14歳以下、16歳以下、18歳以下のユース向けサーキット「FIP PROMISES」を創設しました。

2023年には、15か国から1,209人のジュニア選手がFIPジュニアランキングに登録されました。

特筆すべきは、FIPトップランキング200に入る選手の約50%が25歳未満であることです。

このことは、若い才能が次々と台頭している何よりもの証拠で、女性選手では33歳以上の年齢層が男性よりも高い割合を占めており(21%対7.5%)、年齢層が広範にわたることも特徴です。

■結論

「ワールドパデルレポート2024」は、パデルが世界的なスポーツとして着実に飛躍的に成長していることをデータとして発表されました。

プレイヤー人口・コート数・国際大会の増加は、パデルが単なる流行ではなく永続的な成長を遂げていることを裏付けています。

FIP会長のルイージ・カッラーロ氏が述べるように、この「パデルの新時代」への移行は、選手・審判・コーチ・運営者・そして各国の連盟の協力的な努力によって可能になりました。

パデルの未来は明るく、さらなる夢と目標を追い求めることで、今後もその進化は続いていくでしょう。

実は、日本も海外に遅れることなく着実に成長しております。

2025年5月、遂に日本でも50コートを突破しました!

実は、パデルの世界では「50コートの法則」というものが存在しており、50コートを越えた瞬間に比較的に成長するという他国の成功例がいくつもあるんです!

そのステージに遂に日本も到達したということになります。

今後もパデル普及のために尽力してまいりますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!
  • 2
日本パデル協会2025年08月07日 17:25
久しぶりの更新となり申し訳ございません。

日本パデル協会です。

ログインができなくなっており、更新ができないままでしたが、ようやくログインができる様になり、久々の活動報告を更新できる様になりました。

ご不安にさせてしまった方もいらっしゃるかもと思いますが、深くお詫び申し上げます。

先月の2025年7月9日~13日の5日間、FIP BROZE 2025が千葉県千葉市中央区にある「パデル&フットサル晴れのち晴れ」で開催されました。

もちろん日本パデル協会の運営メンバーも続々と集合し、それぞれの役割をしっかりと担当し、無事終了となりました。

今後も日本で開催されるパデルの公式大会や、その他当協会からのご報告事項などを時事発表していきたいと思います。

また、本アカウントを積極的に運用していきたいと思いますので、皆様のご支援および応援よろしくお願い申し上げます!
  • 1
日本パデル協会2025年01月01日 12:47
【謹賀新年】

あけましておめでとうございます。

昨年は皆さま、大変お世話になりました。
今年は国内外において、パデルの勢いのさらなる「加速」を見せ、仲間の輪をさらに「広げ」、新たな挑戦に挑む年にできればと存じます。

一緒に盛り上げていただけると幸いです。
今年度はFiNANCiEにおいても活動を盛り上げてまいります。

パデルコミュニティの皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

#2025
#パデル
  • 2
日本パデル協会2024年08月11日 14:19
日本代表候補選手によるイベント開催!
初めての方もお気軽に!初心者〜中上級者まで!

8/25(日)16:15〜17:45で日本代表候補によるイベントを開催!場所はアクセスも良好なキャプテン翼パデル調布です。

アジア予選を目前に控えた選手たちが、皆さんとパデルを通じて触れ合い・交流し、パデルをもっともっと盛り上げたい!という意図で開催。

ご参加お待ちしています!

お申し込みはこちらから:
https://docs.google.com/forms/d/142e_sGdebAzFz6z4p0h03g_yDGK6swjX3E9kyVhAOhA/viewform
日本パデル協会2024年07月27日 10:09
いよいよ本日〜明日(7/27〜28)で第4回全国ジュニアパデル大会が開催されます。

今年は男女総勢30組60名の選手が出場!

出場選手の皆さんが日頃の練習の成果を全力で発揮できることを期待しています。

皆さま応援よろしくお願いします。
  • 2
日本パデル協会2024年07月13日 15:42
皆様ご無沙汰しております。
大変ご無沙汰となってしまいましたが、今後情報を適宜更新してまいります。よろしくお願いします。

さて、先週末7/3-5では、2024年初の国際大会「FIP PROMOTION CHIBA」を千葉のパデル&フットサル晴れのち晴れで開催しました。

多くの海外選手も参加した本大会。
決勝は海外ペアの対決となりましたが、準決勝まで2024年度日本パデル強化指定選手の日下部俊吾選手が勝ち上がり、熱い戦いを見せてくれました。

まだまだこれから、日本人選手もさらなるパワーアップを目指して奮闘していきます。

皆様、暖かく応援いただけると嬉しいです。

Winner🏆
🇫🇷M.Vives
🇫🇷J.Seurin

Runners Up🥈
🇳🇱B.Van Opstal
🇳🇱M.Nolten
日本パデル協会2024年01月19日 08:42
「JPA AWARDS 2023」開催のお知らせ及びRewardイベントについて

いつも大変お世話になっております。

2023年度のパデル界を振り返り、祝う年間最大の祭典「JPA AWARDS 2023」を開催決定しました!

開催決定に伴い、以下のプレゼント企画を実施いたします!

【プレゼント内容】
・JPA AWARDS 2023 参加権
日時: 2023/02/03 13:00〜17:30
場所:インスティトゥト・セルバンテス東京
※案内状は別途当選者へ送付させていただきます。

詳細は以下をご確認ください。
いつも応援してくださる皆様にぜひご来場いただきたく存じます。

https://financie.jp/communities/130/rewards/1541
JPA AWARDS 2023 参加権 | 日本パデル協会 | FiNANCiE
2023年度のパデル界を振り返り、祝う年間最大の祭典「JPA AWARDS 2023」を開催決定! 開催決定に伴い、以下のプレゼント企画を実施いたします!  【プレゼント内容】  ・JPA AWARDS 2023 参加権 日時: 2023/02/03 13:00〜17:30 場所:インスティトゥト・セルバンテス東京  ※案内状は別途当選者へ送付させていただきます。 【当選人数】  5名  【応募期間】  2023年1月16日(火)〜2022年1月22日(月) 【JPA AWARDS 2023 内容(予定)】 ※部分参加可能 ========== 【第1部】13:00~14:15 ① オープニング(登壇者 調整中) ② 「選手・運営の両目線から見た世界のパデル」トークショー(登壇者 調整中) ③ 2023年、日本のパデルの各分野において活躍した方々の表彰  ========== 【第2部】14:30~16:00 ③ JPA(日本パデル協会)の活動報告 ④ 日本代表関連活動のご報告 ⑤ 日頃ご支援いただいている皆様の紹介  ========== 16:00終了後、会場内にて協賛企業様やパートナー企業様と参加者の皆様の懇親を実施いたします。   ドレスコード: セミフォーマル  (ジャケット / ドレス推奨、短パンサンダルNG)
日本パデル協会2024年01月02日 17:49
【謹賀新年】

あけましておめでとうございます。

昨年は皆さま、大変お世話になりました。
今年は国内外において、パデルの勢いのさらなる「加速」を見せられる年にできればと存じます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

#2024
#パデル
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日本パデル協会2023年08月28日 19:27
【ジュニア日本代表選手の世界への挑戦に向けたファンディング開始のお知らせ】

いつも日本パデル協会を応援していただきありがとうございます。

本日より9月26日まで、ジュニア日本代表選手の世界への挑戦に向けてファンディング(パデルトークンの販売)を開始いたしました!

https://financie.jp/users/japanpadel/cards
特典付きサポーター募集 | 日本パデル協会 | FiNANCiE
サポーター募集中!


2023年度、パデルジュニア日本代表選手は、9月に行われるアジア予選および11月にパラグアイで行われる世界大会に挑戦します。

今年の目標として、男女ともにアジア予選通過、そして世界大会3勝以上(前回大会 2勝4敗)を掲げており、目標達成のために日本パデル協会はジュニア代表メンバーとともに全力で取り組んでおります。

是非、今回のファンディングで未来のパデルを担う2023年度 パデルジュニア日本代表への支援をよろしくお願いいたします。
日本パデル協会2023年06月20日 12:42
いつも日本パデル協会を応援いただきありがとうございます。今回はFiNANCiEアプリを運営する株式会社フィナンシェ様よりFiNANCiEポイントがもらえるキャンペーンのお知らせです。

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【解説動画つき!】トークンをホールドしてFiNANCiEポイントをもらおう


■キャンペーンの詳細
キャンペーン期間:
2023年6月19日 12:00〜 2023年6月26日 23:59

参加条件:
キャンペーン期間内にFiNANCiE
( https://financie.jp/?utm_source=referral&utm_medium=owner&utm_campaign=20230619
FiNANCiE | あなたの夢が、みんなの財産になる
FiNANCiE(フィナンシェ)は、夢がみんなの共有財産になる、ドリーム・シェアリング・サービスです。
)
上で1トークン以上ホールドした方。

トークンをホールドする手順はこちらの動画をご覧ください。


賞品:
1ユーザーにつき200FiNANCiEポイント(複数回もしくは複数のコミュニティでホールドした場合でもポイント数は変わりません。)

注意事項
・手続きに時間を要する場合もあるため、遅くとも期日の前日までにCTのホールドを完了し、ホールドを維持いただくようお願いします。
・初回ファンディング終了から3ヶ月以上経過していないコミュニティのトークンはホールドできません。
・賞品は、キャンペーン終了後1週間以内に付与させていただきます。
・FiNANCiEアカウントとFNCT.xyzの連携を解除するなど、ホールドしたことが確認できない場合はキャンペーンの対象外とさせていただきます。
・予期せぬ事象が発生した場合には、キャンペーンを延期または中止する場合があります。
・本キャンペーンの問い合わせはFiNANCiE問い合わせまでお願いします。
https://support.financie.jp/hc/ja/requests/new

<参考>
・コミュニティトークンホールディングとは
コミュニティトークンホールディングは、「FiNANCiE」にて活動するスポーツチームやクリエイターのコミュニティを活性化させるためのインセンティブプログラムの1つです。
詳細はこちら:https://note.com/financie/n/nc288f2011a7d
6月には10万円以上を獲得する方も・・・!
https://note.com/financie/n/n96c4706013a3
【10万円以上も!】コミュニティトークンホールディングの報酬を大公開!|FiNANCiE(フィナンシェ)
こんにちは、フィナンシェ編集部です。 3月にコミュニティートークンホールディングが開始され、早くも3回目の報酬が付与されました。 今回の記事では、6月に公開されたアクティブコミュニティランキングにもとづく報酬の付与状況を大公開します! コミュニティトークンホールディングとは? コミュニティトークンホールディングは、「FiNANCiE」にて活動するスポーツチームやクリエイターのコミュニティを活性化させるためのインセンティブプログラムの1つです。 コミュニティトークンホールディングとは 💡 CTとは CTは、「FiNANCiE」において活動するスポーツクラブやプロジェクトが発


・FNCTとは
FNCTは、ブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を活用するスポーツクラブやクリエイターのコミュニティを活性化するサポーターへ更なるメリットを提供することを目的に設計・開発された暗号資産です。現在は暗号資産取引サービスCoincheckの取引所において取引が可能です。
メインページ:https://fnct.xyz?utm_source=referral&utm_medium=owner&utm_campaign=20230619
日本パデル協会2023年06月13日 17:09
ダイヤモンドスポンサーとして、シンプレクス・ホールディングス株式会社とパートナー締結のお知らせ

日本パデル協会は、2023年度ダイヤモンドパートナーとして、シンプレクス・ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長(CEO):金子 英樹)とパートナー契約を締結したことをお知らせいたします。

・JPAとシンプレクス・ホールディングス社との取組について
2022年度はプラチナスポンサーとして、パデル日本代表のご支援をいただいたシンプレクス・ホールディングス社から、パデルのさらなる発展のために2023年度はダイヤモンドスポンサーとして、パデル日本代表の強化・育成および、全日本パデル選手権大会のご協賛をいただけることとなりました。

シンプレクス・ホールディングス社の行動規範となる「5 DNA」のひとつに「No.1」があります。「イノベーション創出の担い手は、いつの時代もその領域のNo.1企業。いかなるときも常にNo.1であることを追求する。」という考えにJPAも共感し、パデル日本代表がアジアで「No.1」になるために、シンプレクス・ホールディングス社とともに歩んでまいります。

■シンプレクス・ホールディングス株式会社会社概要
社名:シンプレクス・ホールディングス株式会社
代表者:代表取締役社長(CEO) 金子 英樹
所在地:〒105-6319 東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー19階
事業内容:子会社等の経営管理及びそれに附帯または関連する業務
公式サイトURL:https://www.simplex.holdings/

■シンプレクス・ホールディングス株式会社について
シンプレクス・ホールディングス株式会社は、シンプレクス株式会社をはじめとする子会社等の経営管理を行う持株会社です。2021年9月22日に東証一部上場を果たし、2022年4月4日をもって東証プライム市場へと移行しています。グループ中核企業であるシンプレクス株式会社は、1997年の創業以来、日本を代表する金融機関のテクノロジーパートナーとしてビジネスを展開してきました。現在では、金融領域で培った豊富なノウハウを活用し、金融機関以外の領域でもソリューションを展開しています。2019年3月にはAI企業のDeep Percept株式会社、2021年4月には総合コンサルティングファームのXspear Consulting株式会社を創設し、創業時より付加価値の創造に取り組んできたシンプレクス株式会社とワンチームとなって、公的機関や金融機関、各業界をリードする企業のDX推進を支援しています。

昨年のリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000023667.html

・シンプレクス・ホールディングス株式会社 代表取締役社長 金子 英樹氏コメント
「我々が考えるイノベーションとは、必要であることがわかっているのに、実現するのが困難なため誰も手を出せなかったことを実現させることだと考えています。シンプレクスグループはそういった領域に挑戦し、実現し、さらにトップを取ってきました。パデル日本代表もぜひ世界のNo.1を目指して頑張ってください。そして日本でのパデル発展へさらなる前進を期待しています。」

・パデル日本代表 総監督 高松伸吾コメント
「この度は、シンプレクス・ホールディングス様にダイヤモンドスポンサーとしてご支援いただけること大変感謝しております。
シンプレクス・ホールディングス様には昨年もご支援いただき、2年連続引き続きのご支援、本当に感謝しております。
今年度はアジアのチャンピオンを決めるアジアカップが開催されます!

アジアカップという名前ですが、出場地域は多岐にわたり東南アジア、中東、アフリカ大陸、オーストラリア大陸から各国が参戦します。
その中でアジアチャンピオンという1位を決める、名誉ある大会になります。

日本は前回のアジアカップは準優勝。
今回は優勝を狙います。
近年は参加国も増え世界に遠征する選手も出て来ており、アジアのレベルは上がっておりますが、日本のレベルも同様に上がっていると確信しています。
日本代表チームにおいては、昨年からスキル、フィジカル、メンタル、トレーニングに力を入れ、その中から選抜されたメンバーで挑みます。

日本代表強化指定選手に冨中選手がいます。

冨中選手は、日本代表チームの頭脳と言っても過言ではない存在です。
また、日本代表チームのスポンサーをしていただいているシンプレクスグループの社員という立場でもあります。

業務と選手の両立、そして選手として活躍してくれると信じています。
日本パデル史上初のアジアチャンピオン!その目的に向かって突き進みます。
日本パデル界を背負って戦う日本代表選手達への応援、ご声援、宜しくお願い致します!!」

パデル日本代表強化指定選手 冨中隆史(シンプレクスグループ所属)コメント
「昨年に引き続き、私が所属するシンプレクス・ホールディングスに日本パデル協会の支援をいただけること、大変嬉しく思います。本年は、冬に開催予定のアジアカップ優勝を目標に、チーム一丸となって活動しています。男子日本代表の悲願であるアジアチャンピオンに向けて、シンプレクスで培った「Commitment」「Professionalism」の精神で邁進してまいります。パデル日本代表へのご声援、よろしくお願いいたします。」