当プロジェクトは、『次世代の畜産流通と収益モデルの実現』を掲げ、熊本県菊池市の肥育農家「山瀬牧場」で黒毛和牛「やまこ」を20か月間肥育し、2024年12月に無事、出荷し、支援者様方へお届けすることができました。
※「やまこ」はコミュニティ内のイベントで命名
プロジェクト実施中の20か月間は、仔牛の肥育状況のレポートをはじめとして、NFTの発行、他コミュニティ様とのコラボイベントやオフ会などを行ってきました。
また、支援者様には毎月のリワードを実施、特に熊本県菊池市産の食材をお届けする「山瀬さんの仕送り」は大変好評をいただきました。
プロジェクトのコミュニティにおいては、牛の肥育から消費者への流通までのプロセスについての「食に関する学び」を行い、発信して生産者である山瀬牧場の声や、その流通過程をお届けいたしました。
また、FiNANCiE公式YouTubeにて収支報告も行いました。
※動画内の「飼料代」について
・20ヶ月間(生後10ヶ月〜30ヶ月)の価格
・濃厚飼料のみの価格。粗飼料分は含まず
現在では、エシカルな食の選択が重視され、食材のトレーサビリティの確保やフードマイレージの削減が不可欠となっています。消費者は、生産者の顔が見え、環境や社会に配慮した食品を求めており、飲食業界もまた、その期待に応える責任を負っています。そして何よりも、「透明性」が重要であると考えています。
何を持って成功とするか。それはご支援いただいた皆様に委ねる部分となりますが、我々はプロジェクト発足時から変わらず『次世代の畜産流通と収益モデルの実現』のために活動を続けております。
20か月のマイルストーンを築いていく中で、どのようにDAOを組成していくかを模索をしながら、生産から加工、流通・販売までの一連のフローを構築いたしました。
当プロジェクトで肥育した「やまこ」は、最終的に【A5・BMS12】という、JMGAが定める最高ランクで出荷されました。大変素晴らしい品質で、通信販売を通じて支援者や一般の方に販売したほか、弊社が運営する、東京・目黒の「焼肉きゅうこん」や、東京ミッドタウン日比谷の「Restaurant TOYO」でも取り扱いました。
当社の取組みは、三井不動産が行ったシンポジウム「食と生きる」で活動の報告をさせて頂きました。
一連のプロジェクトを行った上で、以下が重要な点であると再認識いたしました。
①生産から流通加工、消費者様にお届けするまでのサプライチェーンの確立が必須であること
②本プロジェクトの終始を明確に出し、目的や次のステージを見据えた取組みを継続すること
③肥育農家様の足元の状況を把握し、収益に貢献すること
以上が感じた事になります。
①に関して:
当初から事業の設計にこだわり、既存のお取引先であるJA様や、肉屋のマルイミート様と十分に対話させていただいたおかげで、流通・販売に至ることができました。(繁忙期に重なりまして最後の加工段階でお待たせしてしまい、申し訳ございませんでした。)
②に関して:
出荷後、2025年1月に大方の収支をまとめました。収支についてはご支援いただいている皆様に対して明確に開示を行うことが大切だと思っております。これまでのプロジェクトの推移や収支を踏まえ、今後どのように持続可能な運営を実現するかについて、フィナンシェの方々とも議論を重ね、次の一歩として、より多くの生産者を巻き込むことでより持続可能なプラットフォームとして機能することを目指したいと考えています。
すでに複数の生産者様へ近況のインタビューやトークンやDAOといったキーワードの基礎的な説明、提案に動いていますが、今回は改めて信頼と実績のある「山瀬牧場」様にて取り組みをお願いいたしました。
仔牛一頭の仕入れが約60万円、最終出荷段階での販売が105万円(相対での競りだったため、結果として安価になりました)。20か月間の飼料費だけでも約30万円かかります。出荷時においても市場の相場に左右される状況であり、こうしたコスト構造を踏まえると、収益の安定的な確保が容易でないことが分かります。
③に関して:
こちらが今回新たに取り組むものです。ファンディングで調達した資金を、生産者に還元することで運営に貢献するモデルとして、トークンを活用して、DAOを動かすことで実現したいと考えています。
今回のファンディングは期間限定の固定価格にてトークンを購入できる貴重な機会ですので、お見逃しなきようお願いいたします。
上記のとおり、多くの肥育農家が抱える構造上の問題に対して、安定した収益を確保するための新たな仕組みづくりが求められており、生産者が適正な利益を確保する仕組みも模索していく必要があります。
【トークン保有者のメリット】
月一度のリワード(抽選イベント)実施による特典提供に加えて、肥育した和牛を安価で購入できる権利を打ち出していきます。トークン保有数が多いほど原価に近い価格で購入できるイメージを持っていただければと思います。
今回も芝浦の食肉市場にあるマルイミート様のご協力により、完全加工して出荷する段取りを組むことができました。冷凍でのご提供となりますが、前回同様に、一般的にみても高水準の加工品質にてお届けが実現できると確信しています。
誤解を恐れずに言うならば、コミュニティメンバーで1頭買いを行い、支援規模(熱量)に応じた優待をサポーターに還元している状態となります。
【コミュニティの運用方針】
我々は、山瀬牧場のみならず、当プロジェクトの提携先となる牧場を増やし、各生産者様のニーズを満たすと同時に、日本の食の在り方について共に考えることのできるコミュニティにしていくことを目標としています。
ブランディングや座組みについても、「KYUKON WAGYU(トークン)」→『WAGYU TOKEN(和牛トークン)』へとその世界観を広げていきたいと考えております。
生産者様方と意見を交わしたところ、生産(肥育)段階でのプロセス共有を望んでいる場面があり、本プロジェクトがそういったソリューションの先駆けとして業界内外で広く認知される状況を目指したいと考えています。
今回のプロジェクトでは、出荷予定の6か月前の育成状態の良い牛を選定し、出荷までの6か月間、肥育農家の支援を行いたいと思います。出荷は2025年10月頃を予定しており、本ファンディングでご支援いただく費用は、飼料代をメインとした肥育代になります。
目標金額は50万円。そのうち優待費用や運営費を差し引いて、60%の金額を山瀬牧場様に還元します。
2022年11月に第一回目のファンディングを行いました。その時の状況と、現在ではフィナンシェの会員様や本コミュニティメンバーの総数をはじめとして取り巻く環境も全然違うと思っています。トークンといった新しい経済圏も深化した一方で、web3や仮想通貨になじみの少ない方々にそういった概念の理解は我々の力だけでは難しいと感じています。
フィナンシェの下では多くのインフルエンサーがトークンを発行し、とても強い存在感、発信力で運営を行っており、コミュニティ形成のパワーも迫力も全然違います。そういったなか、我々はこのトークン経済圏に参入してきた方々に向けて、本質的な価値創造と本プロジェクト支援者様方と共に深化していきたいと思います。できるだけハードルを下げてコミュニティに参加していただきたいと思っています。
月に一度実施する4種のリワードの参加条件(トークン保有数)に足並みを揃える形で「トークン単価が基準となる販売価格」にて、4種の支援コースを販売します。この機会に参画くださる皆様はもとより、トークンの買い増しを検討されていた皆様におかれましても、販売期間内のマーケット値動きに左右されず、固定価格で購入できる良い機会であると感じていただけましたら幸いです。
【支援特典】
・購入額相当のトークン
・当社EC、レストランで利用できる商品券30,000円相当
【おすすめポイント】
・月に一度のリワード「A / B / C / D」に参加可能
(参加条件:50,000以上のトークン保有)
・リワードに参加すると「高確率」で当選のチャンス
・今回肥育するお肉を無料でプレゼント
→販売価格「5,000円」相当
【支援特典】
・購入額相当のトークン
・当社EC、レストランで利用できる商品券10,000円相当
【おすすめポイント】
・月に一度のリワード「B / C / D」に参加可能
(参加条件:20,000以上のトークン保有)
・リワードに参加すると「中確率」で当選のチャンス
・今回肥育するお肉を無料でプレゼント
→販売価格「2,000円」相当
【支援特典】
・購入額相当のトークン
・当社EC、レストランで利用できる商品券3,000円相当
【おすすめポイント】
・月に一度のリワード「C / D」に参加可能
(参加条件:6,600以上のトークン保有)
【支援特典】
・購入額相当のトークン
【おすすめポイント】
・月に一度のリワード「D」に参加可能
(参加条件:2,900以上のトークン保有)
※リワードについて
一定数以上のトークンを保有するメンバーのみ参加できる、FiNANCiE独自の抽選イベント(機能)を指します。上記支援コースを購入いただくことで、各リワードへの参加権となる数量(以下:一定数量)のトークンを受け取ることができますが、ギフトや売却により(リワード実施時に)一定数量を下回っていると参加いただけません。
※トークン配布数について
正確な配布数につきましては、購入を希望される支援コース(メニュー)の販売額以下に記載の「配布トークン数」をご確認ください。
※お肉の優待について
リワードと同様に(優待実施時に)一定数量のトークンを保有していることが絶対条件となります。ギフトや売却を検討する際は十分にご注意ください。提供する部位やグラム数については、前回の教訓を踏まえ、納得感のある内容を検討します。
※商品券について
TOYO JAPAN株式会社が運営する店舗ならびにオンラインストアにてご利用いただけます。ご利用に際しての注意事項など、詳しくは購入者様にお届けするお知らせにてご確認ください。
生産者、当社、メンバーの三方良しの状況を構築していくのが大切だと思っています。
『生産者』➡︎餌代等、収益の支援。コミュニティに応援してもらえることで、より良い商品を創ろうとする糧になる。
『当社』➡︎一頭買いを支援してもらうことで、より良い商品を安価で購入することができる。商売としてもコミュニティメンバーの方と繋がることで、、直接的な利益の享受ができる。
『メンバー』➡︎トークンを保有するができる。トークン売買により流動性はありつつも、優待やお肉を安く購入できる権利を得ることか出来る。
何より、目的消費に意味があり、顔の見える生産者の直接支援に繋がると考えています。
近い将来において、我々は必ず「食の課題」に直面することになります。その課題に向けて食べる事の意味や、意義を皆様と見いだせるようになりたいと考えています。
我々の想いにご賛同いただけましたら、『次世代の畜産流通と収益モデルの実現』を目指した「KYUKON WAGYU プロジェクト」へのご参画を、どうぞよろしくお願いいたします。
Web3時代におけるトークンプラットフォーム
FiNANCiEは、トークンを活用したエコシステムおよびコミュニティの形成を支援するトークンプラットフォームです。
トークンの役割
トークンとは応援する「しるし」や「証」の役割を果たすデジタルアイテムです。
FiNANCiEならではのファン参加型コミュニティの形成等、新しい応援の形を実現するためFiNANCiE上で発行します。
トークンでできること・特徴
ファンは、これら発行されたトークンを保有することができます。
トークンを保有することで、コミュニティで企画する投票企画や抽選企画に参加することができます。(企画内容により、保有数の制限などで参加できない場合があります。)
また、トークンはそれ自体が価値を有し、保有者のニーズに応じて1トークンあたりの価値が上下します。
・FiNANCiEで発行されるトークンは、FT(Fungible Token)となります。なお、このトークンは、金融商品取引法上の有価証券ではなく、資金決済法上の暗号資産でもありません。
・販売開始前からトークンをお持ちの方は、販売終了後に全トークンが配布されます。
・特典を受けるためには、当コースの購入有無にかかわらず、オーナーが任意で定めた「トークン保有(数量)条件」を満たす必要があります。
・トークン保有特典の詳細については今後コミュニティでアナウンス致します。
・トークン販売期間中、販売メニューの制限個数の増減、および新たな販売メニュー追加の可能性がございます。
・トークン保有特典は今後、プロジェクトの進行状況によって追加、または変更される可能性があります。
・トークン購入後の返金・返品は一切受け付けておりません。あらかじめご了承ください。
・トークンの売り出し期間は、売れ行きによっては早期に終了する可能性があります。
・他方、トークン販売期間は延長される可能性があります。延長に伴う返金、返品などは受け付けておりませんので、ご了承ください。
・トークンの販売はプロジェクトの支援を目的として実施しておりますので、運営の事情によりプロジェクト継続が困難となった場合の返金やトークンの買い戻しは行っておりません。
・本プロジェクトが続く限りにおいて、トークンの販売は続きますが、永続的にそれを保証する物ではありません。
・特典の性質などを鑑み、運営の判断でご支援をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承ください。なお、この場合、理由に関するお問い合わせには応じかねます。
・新型コロナウイルスなどの影響、および天災等により、企画内容が一部変更となる場合がございます。