パティスリー・ル・ヴェール

未来共栄プロジェクト

誰も取り残さない、食の愉しみを

  • メンバー145
    30日前比-%
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  • 時価総額¥0
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プロフィール

鹿児島から世界へ、全ての方々が自由に食を楽しむことができる日常を目指し、美味しいスイーツと健康に関する様々な情報を発信するプロジェクト。

1型糖尿病に苦しみ、様々な困難を体験してきたパティシエがお客様1人1人と向き合い、どなたでも安心して食べられるスイーツ作りに取り組んできました。病気に悩み、食へのハードルを感じている皆さまや日々健康を大切にされている皆様との意見交換を通じて、全ての方が平等に日常を楽しめる世界を目指したいと考えています。

本プロジェクトとパティスリー・ル・ヴェールのスイーツが1人でも多くの皆さまの暮らしささやかながら、前向きな変化をお届けするお手伝いができれば幸いです。

メッセージ

■ 病気と共に生きていく

私は20代前半に1型糖尿病を発症しました。それ以降約30年間、常に生命の危険と向き合いながら、薬と食事療法にて糖質をコントロールしなければならない生活を続けています。

病気を理解してもらえず、病気が理由で仕事に困ることも沢山経験しました。好きな食べ物や飲み物を我慢して、家族に専用の食事メニューをつくってもらったり、運動や色々な試みも行いましたが、この生活は今もずっと変わっていません。ある年の誕生日にケーキを囲んで団欒を過ごしていたところ、ケーキを頬張っていた子どもに『パパはどうして一緒に食べないの?』と聞かれ、返答に困窮したことはこれからもずっと忘れられない記憶です。多くの方からサポートをいただき、パティスリー・ル・ヴェールをオープンすることとなりましたが、糖質が取れない自分と自分が作るケーキを楽しみにしてくださるお客様との間で多くの葛藤を抱えながら命を削りながら頑張るしかないそんな人生でした。

■ 自分にしか作れない『低糖質スイーツ』との出会い

そんな時、お店に糖質制限のご家族でも食べられるケーキを作ってほしいというオーダーをいただきました。ケーキに砂糖は必須と言われていた時代。そんなケーキは作れませんと一度はお断りしましたが、何度も足を運ばれたお客様の想いに何とかお応えしたいと決心し、当店初めての『低糖質ケーキ』が生まれました。完成したとはいえ、お客様の命に関わる商品です。勇気を出して自分で試してみることにしました。ケーキを食べて、数時間はただただ不安との戦いで、何度も何度も血糖値を測定しました。

血糖値が上がらない。夢か幻か、何かの魔法なのか。そんな不思議な感覚と驚きとともにお客様はもちろん、このケーキなら私自身も子どもたちと一緒に食べられるという喜びでいっぱいでした。その夜の子どもたちの笑顔と、妻の安堵した表情と涙を私は一生忘れないでしょう。

■ 糖質制限や食に悩むたくさんの方に、この幸せを届けたい!

そこから、私はさらに低糖質スイーツ作りに没頭しました。この世の中に糖質を制限しなればならない理由は本当にたくさんあります。誰一人として同じ環境の方はいらっしゃいません。それでも同じように苦み悩んでいる方がいるなら、1人でも多くの方にこの喜びを味わってほしい。そのために私達のケーキが役に立つなら、ぜひそのケーキを作り続けたい。今日も明日も皆さまの笑顔のために全ての方々が食べられるスイーツを作り続けていきたいと考えています。

私は、沢山の方々に支えられて生きてきました。その恩返しは一生終わることはありません。でも私たちだけで世界中の方へ届けることはできません。本プロジェクトを通じて、「今」そして「未来」に助けを必要としている全ての方に、食の愉しみをお届けできたら、これほど嬉しいことはありません。ぜひ多くの皆さまのお力添えをいただけますと幸いです。「誰も取り残さない、食の愉しみを。」何卒よろしくお願いいたします。

活動計画

フィナンシェの各チャンネルで様々な情報を発信していくだけでなく、日本全国の食や病気で悩みを抱える皆さまの課題解決のための意見交流の場を提供してまいります。トークン保有条件に応じて特別なサービスの提供や、商品開発における投票企画などを実施し、ホルダーの皆さまと一緒にサービス作りにも取り組んでいけたら嬉しいです。

その他、様々な企業様やステークホルダーの皆さまと連携し、暮らしに役立つ情報や商品のご紹介を行うことでメンバーの皆さまの生活が少しでも楽しく、安心・安全に囲まれた日常のお手伝いができれば幸いです。