稲見 マコト2021年05月21日 01:40
そろそろsasutableのリアタイ進捗報告をしていくことにします。
(今後、ネタが無い時に過去作品アップします)

まずはsasutableの経緯をざっくりと。

今から約一年半前の2019年12月。
前年のフジロックをキッカケに17か月の開発を経て、一部中国を含めたsasutableの量産にメドをつけて資金調達を始めていました。

年明けて2020年1月、中国の武漢肺炎の状況を鑑みて量産を全面ストップ。
その後の中国の感染状況、世界と日本の動きを見てサプライチェーンを全て中国から引き揚げることに決め、東南アジア諸国の工場を調査。

結果、3月に全て日本国内で量産する決断をし、コストダウンの為に製品の素材と構造を1から見直し。

天板の竹の修正材は樹脂に変更。
それに伴い、ヒンジ機構も変更。
フレームは強度検証の結果、ステンレスから高強度のアルミに変更。

4月に見つけた国内の会社がまぁまぁのボンクラで8か月無駄にしたものの、2020年12月に新たに見つけたまともな会社と超スピードで量産段取りを進めてきました。

結果、オールメイドインジャパンにも関わらずコストを抑え、以前より軽くて扱いやすい製品に進化。
災い転じて福と為しました。

専用バッグはより使いやすくなり、
当初は別売予定だった室内用の専用三脚も、コストを抑えた設計によりセット販売が可能になりました。

とは言え、量産コストを抑える為に金型等のイニシャルコストでじゃんじゃん金が飛んでいき、財布はとうとうほぼ空っぽ…

現在はクラウドファンディングに向けて諸々の準備をしています。


写真は、ほぼ量産同等品のsasutable、with専用三脚(sasupod)
専用バッグに納めた姿は別途アップします。

地面に刺して設置&撤収する動画アップしたいのだけど、ここでは写真しかあげられないらしい。


今後はsasutableのリアタイ進捗報告と、この1年半の開発経緯をミックスしてアップしていきます。