山田 勇魚2019年07月18日 07:31
輪廻
2016年
東京藝大デザイン科修了制作
エポキシ樹脂、サンゴ砂、鉄、溶岩石、モルタル、他

仏教の六道輪廻をコンセプトに6体のクジラの内部に天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道を連想させる風景を封入した作品です。

解脱を目指しながらも簡単には輪廻の輪から抜け出せない魂の在り方を、哺乳類でありながら大海を自由に泳ぎ廻り、陸地に近づくと座礁して息絶えてしまうクジラの生態に見立てました。
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山田 勇魚2019年07月18日 07:30
コミュニティをご覧頂きありがとうございます。
美術作家の山田勇魚(やまだいさな)です。
1988年生まれで、2016年に東京藝大デザイン科の修士を修了しました。




あらゆるモノに宿る魂、付喪神(つくもがみ)をメインコンセプトに、透明レジンなどの素材を用いて沈没船がクジラの姿となって母港へと帰る「帰港」シリーズや、使い古された道具に生命が宿った「現代付喪神」シリーズなどの立体作品を発表しています。
ご覧頂いた方々に役目を終えたモノに対する感謝の気持ちや畏敬の念を感じて頂けたら嬉しいです。




文章だけではどんな作品かわかりづらいと思うのでまずは作品の写真と簡単な説明文を投稿していきたいと思います。