いわさきたかまさ2021年06月26日 10:36
こんにちは。かんとくのいわさきです。

「ふだんどんな本を読んでいるのかきになる」。

と、言われましたので、ここで、読書録を公開していきたいとおもいます。むかし読んでいたり、いま、読んだ本の紹介をしていきます。

さて第一弾は、わたしが中学二年生のころに読んだ「青木雄二のジュニアのためのゼニ学講座」を紹介します。

本の著者は、「ナニワ金融道」を描いた漫画家です。

「ナニワ金融道」は、町工場をクビになった灰原達之が、街金に就職。お金にまつわる庶民の悲喜劇を、金貸しの立場で見ていく物語。これも、中学生のときに読んでとっても影響をうけました。

今回紹介するのは、青木さんが漫画家として成功した後に、ジュニア向けに書いた本です。

世の中であまり教えてくれない博打(ギャンブル)についてや、教育について、詐欺についてなど、義務教育では教えてくれないお金の話をしています。

彼は、やさしい言葉で本質を語る人でした。マルクス主義者を自認していました。わたしは彼の影響でマルクスを読みはじめました。マルクスが書いた本が置いてある高校に進学しようとおもったのでした。

世の中の本質をしっかり見きわめて、自分がこれからどうなりたいか。どんな家庭を築き、どんな仕事をしていきたいのか。

これからを生きるこどもたちに、ほんとうの生きる力を身につけてほしい。社会を変えるためにおもいきり熱くなってほしいと結ばれています。

今、読み返しても、胸が熱くなる本です。第一弾として、ご紹介します。