ナカシマファーム2025年08月15日 00:04
みなさんこんばんは。
ナカシマファーム、三代目・酪農家の中島大貴です。

実はもともとは酪農を継ぐつもりはなく、(嫌いではなかったですよ)建築家になりたいという夢から高校は地元の工業高校、大学は関東の理工学部の建築学科に進学しました。

結果だけでいうとどこにも就職せず、大学卒業後はすぐ家に帰り、酪農を継ぐということになります。

建築、特に設計やデザイン学べば学ぶほど、職業に境界なんてないし、あったとすれば横断すること自体が面白いなと感じるようになりました。

関東に出てふと学内外、見渡してみると"酪農の生まれ"なんて一人もいないわけです。

酪農家なんてなりたくてもなれない職業、ある意味最強のアイデンティティなわけです。

このまま建築業界へ就職すれば何千、何万分の一、
建築家としての志をもちながら、それを地方、酪農というフィールドで発揮することができたのなら─
それはオンリーワンだし、世の中にとってもまだ見ぬ価値、到達点がみせれるのでないか─
この時の考えがニュウカルチャーの源泉かしれません。


https://qualities.jp/article/nakashima-farm
建築的思考で未来をデザインする。ナカシマファーム3代目が描く新たな風景|Qualities
故郷に、新しい文化の起点が生まれていた。中島さんの話を聞いて、「佐賀を元気に」と鼻息荒くしていた自分を小さく感じた。中島さんが見ているのは、もっと大きな世界、社会の巡り。畜産は、その巡りの起点となる。<br /> <br /> 成果物、副産物、廃棄物の概念