在る 宵|天郷醸造所2026年06月25日 13:32
鉄釉に、40時間向き合う。
もう一つご紹介するのは、光修窯。窯主の熊谷光修さんは、ハイテク企業の技術畑からこの道に入り、伝統工芸士の肩書きを持つ作り手です。
20年来、灰釉に鉄を加えた釉薬で重厚な味わいを追求してきました。酸化や還元、炭化など焼き方は様々で、鉄の量や火を止めるタイミングによって発色が大きく変わります。
窯の火を止めてから冷めるまでの40時間が待ち遠しく、窯を開ける瞬間には毎回緊張感があるといいます。
技術者だった人が、土と火という、データだけでは読み切れないものに向き合い続けている。その姿勢に、ものづくりの本質を感じます。
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