国会王子 武田一顕のよろしくどうぞ2025年11月11日 21:24
薛剣大阪総領事の発言が物議を醸しています。
私は彼と個人的に知り合いで、彼が東京の中国大使館に勤務していた2000年頃によく会っていました。
日本国内で強く批判されているのを2つの理由から、やや複雑な思いで受け止めています。
一つ目は、彼は本来は気の良い男であるから。
そして二つ目は、中国で生活したことがある身にとって、今回の彼の発言は中国の文化や風習が関係し、ある意味で「中国らしい」と感じるからです。
中国語は基本的に大陸性の言葉で、誤解を恐れずに言うならば「下品な言い回しをする」のが一般的です。
例えば、私が北京に滞在していた頃も、中国人と喧嘩して何度か言われた言葉に、「お前の母ちゃんを犯してやる!」というのがありました。
中国語で表記すると「肏你妈!」
この「肉に入る」と書く漢字は、この表現をする時にしか使わないというとんでもないものです。
今回の「首を斬ってやる」という表現も、日本語として許しがたいのですが、実は中国ではさほど珍しくない侮蔑の言葉や表現。
「ぶっ潰してやる!」くらいのノリだと受け止めても良いかもしれません。
だから、殺害予告という表現は当たらないという現実があります。
ただ、彼は今回のポストを日本語で書いているので、行き過ぎで無礼な発言であることは私も重々承知しています。
公人がぶっ潰してやる的な表現をポストするのがそもそもどうなんだと言う話ですが…
日中関係において、日本ではともかくも経済が一番ですが、中国側の優先順位は異なります。
一に台湾、二に歴史、三四がなくて五に経済。
その最も敏感な部分に触れた高市総理に、中国側が誠に許し難い表現で応じたとも見えるのが、今回の薛剣総領事の発言ではないかと思っています。
裏を返すと、中国側の台湾を制する自信がないことが透けて見えた。
中国ウォッチャーの私にはそう映りました。
私は彼と個人的に知り合いで、彼が東京の中国大使館に勤務していた2000年頃によく会っていました。
日本国内で強く批判されているのを2つの理由から、やや複雑な思いで受け止めています。
一つ目は、彼は本来は気の良い男であるから。
そして二つ目は、中国で生活したことがある身にとって、今回の彼の発言は中国の文化や風習が関係し、ある意味で「中国らしい」と感じるからです。
中国語は基本的に大陸性の言葉で、誤解を恐れずに言うならば「下品な言い回しをする」のが一般的です。
例えば、私が北京に滞在していた頃も、中国人と喧嘩して何度か言われた言葉に、「お前の母ちゃんを犯してやる!」というのがありました。
中国語で表記すると「肏你妈!」
この「肉に入る」と書く漢字は、この表現をする時にしか使わないというとんでもないものです。
今回の「首を斬ってやる」という表現も、日本語として許しがたいのですが、実は中国ではさほど珍しくない侮蔑の言葉や表現。
「ぶっ潰してやる!」くらいのノリだと受け止めても良いかもしれません。
だから、殺害予告という表現は当たらないという現実があります。
ただ、彼は今回のポストを日本語で書いているので、行き過ぎで無礼な発言であることは私も重々承知しています。
公人がぶっ潰してやる的な表現をポストするのがそもそもどうなんだと言う話ですが…
日中関係において、日本ではともかくも経済が一番ですが、中国側の優先順位は異なります。
一に台湾、二に歴史、三四がなくて五に経済。
その最も敏感な部分に触れた高市総理に、中国側が誠に許し難い表現で応じたとも見えるのが、今回の薛剣総領事の発言ではないかと思っています。
裏を返すと、中国側の台湾を制する自信がないことが透けて見えた。
中国ウォッチャーの私にはそう映りました。