かなたけ
2025年06月09日 06:16
おはようございます。

実は、おにぎり屋かなたけを始める前、
介護職員として働いていました。

この話をすると、
けっこう驚かれることが多いんですけど、

介護の現場って、想像以上に過酷なんです。

体力的にも、精神的にも。

朝から晩まで、
食事、排泄、入浴、送迎、リハビリ…

1人で10人以上の
高齢者を見ていたこともあります。

夜中に転倒した利用者さんを
一人で抱き起こしたり、

真冬の早朝にお風呂で対応したり、
命を預かるような現場なのに、

時給計算するめちゃめちゃ
安かったりします。

本当にしんどい。でも、
「ありがとう」って言葉が
めっちゃ心にしみるんです。

その一言で、
ギリギリ保っていたような毎日でした。

でも、限界はきます。

身体も心もボロボロになって、
笑えなくなる日が増えて、

ある時ふと、
「これ以上続けたら、自分が壊れる」って
思ったことも、、、

介護って、よく「なんでもしてあげる仕事」
と勘違いされるけど、
ほんとうは全然違います。

本当に大切なのは、
相手の力を信じて、できる限り自分で
できるように支えること。

たとえこぼしても、うまく歩けなくても、

それを見守って寄り添うこと。

「温かく見守る支援」

これは介護職員として働いてたときに、
教えて頂き
めっちゃ大事にしてた考え方。

そんな現場が、今は本当に限界にきてる。
2026年には介護職が
全国で38万人足りなくなるって言われ
介護の仕事をしている人は、
やりがいもあるし、
本当にいい人ばっかりだけど、

給料が低くて、休みもなくて、
どんどん辞めています。

このままだと、介護が必要な人が
介護を受けられなくなる時代がくると思います。

だから私はおにぎり屋ですが
「介護の温かさ」や「人を想う気持ち」を
伝えたいので、今日は記事を書きました。

そして、おにぎり屋ですが、
これからは介護の現場でも、

何かできないかと考えていきます。

介護職の人たちが、もっと報われて、
誇りを持てるような社会にしたい。

今週もみなさまにとって素敵な1週間に
なりますように😊