おにぎり屋かなたけ2025年04月26日 06:01
キッチンカーの厳しい現実を
お伝えします。

キッチンカーは華やかに
見える一方で、

1年以内に、3台に1台が廃業します。

その最大の理由は「儲からない」、
つまり利益が出にくい構造にあります。

なぜキッチンカーは儲からないの?

最大のネックは“出店料”です。

多くの場合、出店するには
仲介業者やイベント主催者に手数料を
支払わなければなりません。


一般的には、売上の20〜30%が相場です。

例えば、
1日の売上が5万円だった場合
30%の出店料を取られると、
それだけで1万5,000円が出ていきます。

ここからさらに、
食材費や人件費、ガソリン代、
車両の維持費などの
固定費も差し引かれます。

結果として、手元に残る
利益は驚くほど少なくなるのです。

例えば、おにぎりの場合、
おにぎり1個500円と高価格帯の商品
「奇跡のお米 女神のほほえみ」をはじめ
具材にもこだわっていたら、
原価率はどうしても高くなります。


→原価率が60%の場合、
1個あたりの原価は300円です。

 ・お米(90円)
 ・海苔(100円)
 ・具 (110円)


ここに出店料30%(150円)が加わります。

さらに、おにぎりを包むパックや
包装資材代(仮に20円)、
これらを合計すると1個あたり470円。

500円-(300円+150円+20円)
=30円しか残りません。

ここからガソリン代、車の維持費、
人件費(自分の時給も含めて)などを
引いていくと、実際には
「利益どころか大赤字」になるのです。

これ、↑  おにぎり屋かなたけです。

しかもイベントや、
繁忙期で大量に売れた場合、

一見たくさん売れているように見えても
売上が上がるほど出店料も増え、

原価もかさむため
「売れば売るほど赤字」になって
しまうケースも少なくありません。

雨が降ったら・・・廃棄

このように、
キッチンカーは売上の“見た目”と

実際に手元に残る利益がまったく違う
これが現場で多くのキッチンカー経営者が
直面する“辛さ”の正体なのです。

とは言え、めちゃめちゃ
楽しいこともあります。

それは、笑顔でおいしかった!

この一言で幸せになれます。


今日は千葉県の白井総合公園に出店します。

こども達もたくさんきます!!

皆様にとって、
素晴らしい1日になりますように