カマタマーレ讃岐2022年04月04日 07:06
【代表からのメッセージ】4/2(土)アウェイ藤枝戦を振り返って

 いつもカマタマーレ讃岐を応援いただきありがとうございます。

 またしても悔しい敗戦。
 遠く香川から、東京やそれぞれお住まいの地域から駆けつけてくれた皆様、ほんとうにありがとうございます。
 勝利をお届けできずすみません。

 前半、相手にボールを保持されながらも、危ないところに蓋をして、粘り強く守り切りました。
 後半早々の失点は、ボール保持者へのアプローチが少し遅れ、受け手のマークもわずかにずれた中央にボールを通され、球際も粘り切れずに許した失点でした。後半立上りにふわっと入ってしまった印象でした。
 最大のチャンスは後半29分、ルーズボールに果敢に競り合った福井悠人選手が相手に蹴られ、PKを獲得。
 足を強く蹴られた痛みから立ち上がり、自ら蹴ったPKを相手GKに止められました。

 泣き崩れる福井選手。直後のCKを獲得した際、まっさきに福井選手に駆け寄り、力強く励ましたのは遠藤元一選手でした。
 
 終盤、ドゥンガ選手を投入し、西野貴治選手も前線にあげて、ボールを集めたものの、相手にはじき返され、セカンドボールも拾うことができませんでした。最後はなんとしも点を取るという気迫が足りなかったか。
 
 試合後、バスに乗り込む前の福井選手に私から「PKを蹴った勇気はすばらしい。失敗したことは気にするな。次に決めれる自分になればいい。」と声をかけました。

 連敗で試されること。
 選手もスタッフも「ひたむきに、クレバーに、一つになって戦う」こと。これを見失うことなくやり続けることができるか。
 そして、苦しい時こそ仲間を鼓舞するリーダーシップ。

 まだまだ始まったばかり。ここで下を向いてどうする。
 挑戦する勇気、仲間を思う気持ち。チームは確実に変わろうとしています。ここで立ち止まったら何も残らない。

 ひたむきで、泥臭く、熱いサッカーを続けていこう。

 次はホームで、現在首位の福島を迎えます。 
 4/10(日)、14時キックオフになります。

 引き続き応援よろしくお願いします。

  カマタマーレ讃岐 代表 池内秀樹