日本パデル協会2026年02月05日 15:52
「アフリカ大陸におけるパデルの現状と将来の展望」

■アフリカ大陸のパデル概況

パデルはアフリカ大陸においても成長途上にあり、世界の約4.3%のアマチュアプレイヤーがアフリカにいると推定されています。

パデルがプレイされているアフリカの国は全部で13カ国あり、国際パデル連盟(FIP)に加盟しているナショナルフェデレーション(協会)は3つあります。

大陸全体で見ると、施設数は世界全体の4%にあたり、推定759クラブあり、コート数は推定2,300コートに達しており、1クラブあたりのコート比率は3コート分あります。

プロフェッショナルな競技面では、2023年時点のFIPランキング登録者数は世界の2%を占めています。

また、2019年から2024年4月までの間に、Cupra FIP Tourの国際大会がアフリカ大陸で21大会開催されています。

■アフリカ主要国のデータ概要(2024年4月時点の推定含む)

アフリカ大陸のパデルコートの多くはエジプトに集中しており、エジプトは世界のコート数ランキングでもトップ15に入っています。

| 国名 (FIP加盟年) | クラブ数 (推定) | コート数 (推定) | アマチュアプレイヤー数 (推定) | FIPランク選手数 (2023年) | FIPツアー開催実績(累計) |

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| エジプト (2020年) | 500 | 1,500 | 360,000人 | 146名 (女性28, 男性118) | Cupra FIP Tour: 21大会、Premier Padel: 1 P1大会、FIP Promises: 開催実績あり |

| チュニジア (2024年) | 28 | 100 | 100,000人 | 21名 (女性4, 男性17) | Cupra FIP Tour: 開催実績なし |

| セネガル (2019年) | 5 | 10 | 3,000人 | 1名 (男性1) | Cupra FIP Tour: 開催実績なし |

(その他、FIP加盟国としてアルジェリア、コートジボワール、ガーナ、ケニア、モーリタニア、モロッコなどが挙げられます。)

■アフリカにおける将来の展望

アフリカ大陸は、パデルの世界的な普及とオリンピックの正式種目化を目指すFIPの戦略において、今後重点が置かれる地域の一つです。

1. オリンピック承認ルートの開拓

    パデルはすでにアジア、ヨーロッパ、アメリカの各大陸競技会で採用が進められていますが、FIPのトップメンバーは、オリンピックに向けた経路を確立する上で、アフリカ大陸のみが今後の承認対象として残っていることを示唆しています。

2.  次世代の育成

    国際パデル連盟(FIP)は、若手選手の育成を目的として、2026年にFIP Promises Africa Continental Tourを立ち上げる予定です。

 この大陸ツアーは、U12、U14、U16、U18のカテゴリー(男女)で構成され、2027年に始まるFIP Promises World Tourの世界サーキットへの予選段階としての役割を担います。

エジプトはアフリカにおけるパデルの成長エンジンであり、そのコート数は世界的に見てもトップクラスに位置しています。

今後、アフリカ大陸のオリンピック競技会への参入に向けた具体的な戦略や、FIP Promises Africa Continental Tourの創設がアフリカ全土でパデルの競技人口をどのように拡大させていくのか、非常に楽しみですね!