三浦 優希2022年01月30日 19:41
○観客席から試合を見てる中で気付かされたこと

みなさんこんにちは!今日は、試合を観客席から見ることで学ぶことができたことについてお話ししたいと思います。

僕が何よりびっくりしたこと…

それは、僕のことを応援してくれている人の多さです。これには本当に本当に驚きました。

リンクにいるファンの人はみんな、僕が怪我で離脱していることを知っていて、「あとどれくらいで復帰できるの?」「早く優希のプレイが見たいよ」と声をかけてくれます。

また、写真を撮ってくれるかを聞いてくれたり、サインをお願いされたりもします。

今日の試合だけでも、10回以上ありました。

おそらく、僕が日本人選手ということもあって、Yuki という選手が一目でわかることも関係してるかとは思いますが、それでも本当に嬉しいことです。

自分がすごいと胸を張るつもりは全くないのですが、周りのチームメイトに比べてもかなり認知していただいているんだなぁということを感じます。本当にラッキーでありがたいことです。

試合を見にきていたアウェイチームのファンも、「何でみんな君のところに写真を求めにくるの?」と聞いてきたりしました。

外国人選手として初めてこのチームに来て、ここまで観客の皆さんに温かく迎え入れてもらえることは本当に嬉しい限りです。

異国の地で、自分を知ってくれている人が沢山いるという感覚は、いつになっても不思議なものです。

「試合中、お客さんってこんな人応援してくれてるんだ。自分を含め、選手のことをこんなに好きでいてくれてるんだ。」

ということに、ここ最近初めて気づきました。本当に素晴らしい発見でした。

ピリオド間のエンターテイメントや、ミニイベントも含め、本当にアイスホッケーの試合は楽しいところがたくさんあると感じます。

だからこそ、その舞台に選手の一人として立てていることは本当に特別です。本当にすごいことです。

見てもらう側の立場にいられることのありがたさは忘れてはいけないです。

ファンの方の目線を知れたことや、自分のファンの人がこれだけ多くいてくれるという事実に気づかせてもらえたことで、本当に早くこのチームのために試合に出たいと強く感じました。

早く、見てくれてるみんなを喜ばせたいです。

少しこのことについて考えていて思ったのが、「まずは自分のためにアイスホッケーを頑張る」というこれまで持ってきた意識も、これだけ応援されていることを目の当たりにしたら、「この人たちのためにも頑張らなきゃ!」という気持ちが当たり前に芽生えるなぁということです。

それはここにいるフィナンシェファミリーの皆さんも同じです。

よくスポーツに関わりの深い人ほど、「アスリートはファンのためでなくまずは自分のために頑張るべきだ」という言うことが多いのですが、ここまで来ると、「周りのために」という気持ちの方が大きくなっていくことの方が当たり前という気に最近なっています。

そういうものなんです。

それが応援のパワーです。

そんなことをまじまじとしれた、ホームゲームでした。

みなさん、いつも本当にありがとうございます!!