三浦 優希2022年01月28日 16:01
○永里優季さんの「決定力」に対する考え方が素敵
みなさんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
今日は、プロサッカー選手の永里優季さんのお話をしたいと思います。おそらく多くの方がご存知かとは思いますが、永里優季さんは女子プロサッカー選手として今でも世界トップレベルで活躍されている方です。
W杯優勝メンバーでもあり、ブンデスリーガで得点王を記録したことがあったり、チャンピオンズリーグで優勝経験があったり、日本代表では132試合に出場して58ゴールという、とんでもない成績を収められている方です。
僕の最も尊敬するアスリートの一人でもあります。
永里さんは、正真正銘世界トップクラスのストライカーです。
さて、そんな永里さんと、実は今日1対1でお話をさせていただいていました。永里さんがやられているYouTubeチャンネルと、ファンクラブ内で公開される、インタビューに出演させていただくことになったからです。(こんなに光栄なことはありません)
今回は僕が質問される側だったので、どちらかと言うと答えることの方が多かったのですが、その中で、永里さんに聞くことができたのが「決定力」についてです。
世界トップレベルのストライカーである永里さんは、決定力に関してどのように考えているのかをお聞きしたところ、とっても納得のいく答えが返ってきました。
それが、以下のようなものでした。
「決定力とは、
そのチャンスで決めるかというよりも、
その得点機をどれだけ多く作れるか」
ということでした。
この答えに、僕は超納得です。
本当にその通りです。
永里さんは続けて、
「これまでの経験からチャンスになればある程度は決められるし、自分がすべきプレイもすぐできる。だからこそ、そのチャンスをどれだけ多く作り出せるか」
といったことを仰られていました。
このメンタリティはめちゃくちゃ大事だと思います。
どうしても、僕を含む多くのアスリートとは、「得点を取ること」を考えたときに「そのチャンスを決め切れるかどうか」にフォーカスをしてしまいがちですが、本当に大切なのは「そもそもその得点機をどれだけ多く作り出すか」ということです。
ホッケーでもそうですが、基本的にチームのエースストライカーやスコアラーと呼ばれる選手は、そもそもチーム内で一番多くシュートを打っていることが多いです。
つまり、それだけ試行回数が多いということです。
少ないチャンスで決めようとするのではなくて、そもそも自分が関わることでチャンスを多く生み出すということです。
単純に、1試合で3本しか打てない選手より、10本打てる選手の方が得点率が上がるのは当然のことですよね。
もちろん数少ないチャンスで決まることも大事なのですが、それ以前に、そのシュートまで行ける場面を試合で多く作ることをもっと心がける必要があると、改めて学びました。
それを実践されている本人からの言葉は本当にパワーがもらえますね!
本当に素敵な機会でした。動画が公開されたら、そちらのリンクも紹介しますね!
永里優季さんは、サッカー以外にも本当に素敵な活動をたくさんされている方なので皆さんぜひぜひチェックしてみてくださいね!
(写真は永里優季さんのTwitterより)