三浦 優希2022年01月23日 07:55
○間違いを探す前に、できたことを認めること

みなさんおはようございます!日曜日、どのようにお探しになられる予定でしょうか?

さて今日は、ふとLinkedIn で目にしたとある投稿に色々と考えさせられたので、それについてお話ししたいと思います。

その投稿が、今回一緒に貼ってある写真です。

どういった内容かというと、とある方(お父さん)とその娘さんの短い会話を文字に起こしたものです。

簡単に日本語訳を書くと、

娘さん「ねえお父さん!算数のテストで30点中27点取ったよ!」

お父さん「おめでとう!そしたら間違えた3つの問題を一緒に見直してみようか?」

娘さん「もちろん!…でも、その前に正解できた27問を見せてもいい?」

という会話でした。

これ、日常でも結構あることじゃないかと思います。というのは、できたことよりも、間違えたところやできなかったところに対して最初に目を向けてしまうということです。

勉強に限らず、ロッカーやその他のスポーツ、仕事などでも、例えば子どもや部下など自分の周りにいる人たちに対して、どうしても無意識に、うまくいかなかったところを最初に直そうとしてしまうというのは多くの方が経験したことのあることではないでしょうか。

ただ、今回の文章でもあったように、それよりも先に、まずはできたところをしっかり認め、褒めてあげることが大切だと気付かされました。

これは簡単なようで、意外と難しいことかもしれません。

なぜなら、何事においても、できるレベルが上がっていけばいくほど、相対的にできなかった部分がより鮮明に浮き彫りになっていくからです。どうしてもそこに目を向けてしまうことが増えるかと思います。

ただそこで、フィードバックを与える前に、まずは、クリアできた部分をしっかりとリワードしてあげることで、周りの人の自己肯定感はもっと高まるのだと思います。

そしてこれは、周りだけではなく、自分自身にも言えることです。

例えば1日を振り返った時に、「今日は全然思い通りにできなかったな」とか、「今日何にもしてないや」と考えてしまうことがあるかもしれませんが、それよりも先に、「今日の私はいつもより早く起きれてえらい!」とか「疲れてる中洗い物よく頑張った!」といったように、自分が普段当たり前にやっていることは、あんまり意識をしないことに対して、しっかりと自分を褒めることも大切だと思います。

スポーツでもそうですね。僕は基本的に、試合で満足いくパフォーマンスを残せたことはほとんどありません。必ずどこかに修正点があります。ただ、それだけを探すのではなくて、まずは、その試合で自分がよくできたところを振り返ることも必ずしています。

そうすることで、「ダメなところだけだったわけじゃない」と思うことができて、結果的に、修正点に対しても耳を傾けられるようになると思っているからです。

物事に慣れてくればくるほど、当たり前のことは目に映らなくなっていきますが、そういう時こそ、小さなことであっても、自分が成し遂げられたことに対して自分を褒めましょう!認めましょう!

僕も、周りに対しても、自分に対しても、もっともっと良いところを見つけられる「探し上手」になれるよう意識していきたいと思います!

それでは皆さん、良い1日をお過ごしください☺️

P.S
僕は今日、オフの日ながらジムに行ってトレーニングやってきました!その後に買い物にも行って、ご飯も自分で作りました!夜は日本の学生たちに向けてオンライン講演です!えらい!🤩