三浦 優希2022年01月20日 16:25
アスリートは練習だけに集中しろvs余ってる時間に好きなことやって良い の議論について

みなさんこんにちは!今日は皆さんに質問です!

タイトルにもある通り、アスリートのあり方に対する議論「アスリートは競技だけに集中すべきか?それとも他のこともやるべきか?」7

についての皆さんの意見をもし良ければ教えてください!僕の意見に賛成反対は問いません!みなさんの思うことが知りたいです。

実は今日、とあるスポーツ関係者の方とお話し、この件について僕はどう思うかを考える機会がありました。

僕の考えとしては、「どっちも間違いではないと思うが、僕は後者の方法で成功を目指す」というのが自分なりの答えです。

まず最初に、僕はどちらのタイプのアスリートもめちゃくちゃ尊敬しています。両方とも、簡単にはできないことに変わりはありません。

それを前提で話を進めていきます。

「競技に集中すべき」と思う人たちはおそらく、他のことにも費やしている時間をもっと競技上達に使えばさらに高いレベルに行くことができる、という考えが根底にあると思います。

確かにそうなのかもしれませんが、現実的に、24時間競技力向上のために時間を使い続けることはかなり難しいです。練習を全力でできる時間も限られているし、メンタルにも負担がかかります。

ただ、ある意味でこの方法で成功したチームがあります。それがラグビー日本代表です。ラグビーワールドカップで素晴らしい成績を残した日本代表は、それまで相当辛い合宿をかなりの長期間にわたって続けていました。

ただ、それは徹底的なコンディショニング管理があったからこそ、実現できたことです。トレーニング強度と休養のバランスを徹底管理したからこそ成し得たことだと思います。

おそらく、この時の代表選手たちは、ラグビー以外のことはあまりやってなかったのではないかと思います。(僕の思い込みかもしれないけど)

そういう意味では、競技に集中したからこそ得られる結果もあるでしょう。

ただ一方で、競技外の部分で何かを学んだり、自分の楽しみを持ったり、新しいことに手を出したりすることも、僕は最高に素晴らしいと思ってます。

自分自身はどちらかというと、後者にあたると思います。

おそらく僕のことを「アイスホッケーに集中してない」という人もいれば「競技外でもいろんなことをやっていてえらい」と言ってくれる人たちもいるでしょう。

ここは本当に個人の捉え方になってしまうとは思うのですが、僕は、アイスホッケーを全力でやりながらも、その余った時間を有意義に使いたいと考えています。

おそらく「競技だけやれ派」の人たちには、この余った時間という概念があまりないのかなぁと思っています。ここがもしかしたら大きな違いかもしれないですね。

僕はそもそも、「アイスホッケーでNHLに行き五輪に出る」という夢を掲げているわけですが、これはあくまで競技者としての夢であり、人生の全てではありません。人生の一部です。

アイスホッケーの中に僕の人生があるのではなくて、人生の一つの要素としてアイスホッケーがあるだけです。(これをいうとまた中途半端な覚悟だ、と言われることもあるかもですが)

僕は、自分の人生をより豊かにするために、より最高に楽しむために時間を使いたいと思っています。

だからこそ、アイスホッケーをしていない間はインターンもするし、発信もするし、リラックスもします。

もし、これで僕が自分のアイスホッケー選手としての夢を達成できなかった場合、その時に初めて、僕の努力が足りなかったのか、このやり方が間違っていたのか、などがわかると思います。

逆に言うと、もしこれで夢を達成できた場合、今までのやり方は間違ってなかったというのことの証明になります。

こんなことを言うと、アイスホッケーにかけてる覚悟が薄いと思われるかもしれませんが、それだけははっきり否定しておきます。

僕はこの挑戦に、相当の覚悟を持って挑んでいます。じゃないと、高校途中でやめたりもしないし、一人で海外挑戦を8年も続けません。中途半端な覚悟でアイスホッケーに臨んでいるわけではないということは、ご理解いただきたいです。

きっと、アイスホッケーに人生全てを賭けているかと言われたら、そうではないと思います。なぜなら、アイスホッケーよりも大切なものがあるからです。それは家族であったり恋人であったり、僕のことを応援してくれる、周りにいる人たちです。

そういった存在を守るには、アイスホッケーだけを本気でやることは十分ではないと思っています。周りの大切な人や自分を守るために、他にも身につけないといけないことが人生には沢山あります。そしてそれは、アイスホッケーの上手さや実績だけでカバーできるものではありません。

何歳まで生きられるかわかりませんが、100年生きるとして、まだ残り70年以上残っています。アイスホッケーをできるのは長くてもあと10-15年でしょう。僕は、もちろんアイスホッケーで行けるところまで行きたいけど、それ以上に、人生自体を周りの人たちと最高のものにしたいです。

だから、現役中からいろんなことをします。

これが僕のやり方です。

再度お伝えしますが、僕が常に心がけていることは、アイスホッケー人生において後悔を残さないことです。僕は、この海外チャレンジに常に本気です。

テキトーな気持ちで、アイスホッケーに向き合っていることは一度もありません。

いまこの場所にいることこそが、本気で夢を叶える覚悟の証明です。

逆に言うと、今でもこうしてアイスホッケーに全力で尽くそうとする力が出てくることは、もしかしたら他の場所からいろんなインスピレーションを得ているからかもしれません。

正直この議論に関しては、正確な答えはないと思っています。

結局僕が言えるのは、僕が競技者としてのアイスホッケーキャリアを終える時、どのように僕が感じるかが大事ということです。周りがどう思うかではありません。

僕なりの答えとしては、「僕はこれからも自分の好きなように時間を使っていく」ということですね。

自分に悔いのない生き方をこれからもしていきたいと思います。

そして、限られたアイスホッケー現役人生を思い切り楽しみたいと思います!

と言うことで、もしよかったらみなさんの意見を教えてくださいね!ここでは否定はありません!みなさんの考えを知りたいです。