三浦 優希2022年01月04日 23:38
○コーチが言った印象的なセリフ

みなさんこんばんは!今日も一日お疲れ様です。

今回は、最近コーチがロッカールームで口にしたとある言葉を紹介したいと思います。

コーチは、”be predictable to one another” と言いました。要約すると「チームメイトが予測しやすい動きをしろ」ということです。

これ、スポーツをする上で、かなり大切な要素だと思います。いわゆる、上手い選手の特徴の一つです。

もちろん、観客やチームメイトでさえもあっと驚くプレイもあります。それは俗にスーパープレイと呼ばれるものですが、試合中のおそらく90%以上はそのようなシーンは訪れません。

Be predictable =予測可能な選手でいる、ということはつまり、「味方に次に何をすべきかプレイで教えることができる選手」のことです。

自分が走るコース、パスのスピード、パスの位置、シュートコース、守りのポジションなど、氷上に立っている時の行動は全て、周りへのメッセージとなります。

もちろんコミュニケーションの手段として「声で伝える」ということもあります。これもスポーツにはとっても必要な要素です。ただ、言語化する以前に、自分の素振りから相手に何をして欲しいかを察してもらえると、声以上に早く情報交換・状況判断をすることが可能です。

僕のこれまでに見てきた良い選手の共通点として、まさしくこのbe predictable はガッチリとフィットします。

そういった選手たちは、自分の動きを通して味方に何をすべきかを教えてくれるので、周りの選手たちはプレイメイキングが本当に楽になります。

「あいつがここに走ったってことは…!」

「このパスの威力ってことは…!」

というふうに、次に起こるプレイのヒントを与えてくれることで、チームの勢いが増したりします。

俗にいう、「試合を支配する選手」もこれにあたるのではないかと思ってます。「支配する」というと、ずっとパックやボールを持ち続ける印象があるかもしれませんが、決してそうではなく、周りが何をすべきかを瞬時に自分の行動で教える選手こそ、ゲームの支配者だと思ってます。

当たり前の話ですが、こういった選手はどこでも重宝されます。チームメイトからも信頼されやすいです。

もちろんあまりに分かり易すぎる行動は相手にもヒントになってしまいますから、相手の裏をかきながらも、味方に対して適切なプレイをさせるように動くことがベストです。

監督はこの言葉を最近とってもたくさん使います。

確かに…!と思ってずっと聞いていました。僕もチームメイトやコーチ陣にとってbe predictable な選手になりたいと思います!

これは本当に、競技スポーツをする上で大切な要素です。やっているからこそわかります!また今度noteとかでも詳しく書こうと思います。

今日もありがとうございました☺️