三浦 優希2021年12月28日 23:09
○顔にスティックが入りました😞

みなさんこんばんは!
昨日のカンザスシティとの試合は、3-2で勝利でした!ただ自分はポイントできずでした。

いくつかシュートチャンスがあった中で、それを決め切れなかったことが悔しいです。また3ピリ終了間際に相手が6人攻撃を仕掛けてきたときに、無人のゴールにシュートを打つチャンスがありましたが枠を外してしまい得点チャンスを逃しました…!悔しい!!

痛めていた右足については、試合中はアドレナリンが出ていたのか、ほとんど気になることはありませんでした。ただ、試合が終わった後の疲労感はかなり大きかったです。

ポイントできなかったことに関しては悔しさマックスなんですが、実は昨日はそれどころではありませんでした。

少しだけ痛々しい話になるので苦手な方には申し訳ないのですが、昨日の試合終了と同時に、顔にスティックが当たりました。

相手がシュートを打ってくる構えを見せたのでブロックに入ったのですが、そこで敵のスティックが自分の顔面に当たり、口から出血しました。

唇も大きく切れ、歯も折れている可能性があるとのことです。

実はちょうど今、歯医者さんで診療してもらっているところです。(合間時間に書いてます)

試合後すぐにロッカールームに戻り、そこで麻酔を打って上唇と下唇をそれぞれ2.3針ずつ縫いました。

歯もかなりぐらついていたり、位置がずれたりしていたので応急処置として元の場所に戻してもらったりもしました。

ぐらついている歯を抜くことになるのか、固定することになるのかはこの後決まるらしいです。

実は僕の前歯2本は、元々差し歯でした!数年前の世界選手権の時に、同じく顔にスティックを入れられ、その時には前歯2本が折れましたが、その後にいわゆる「偽物の歯」をかぶせていた状態でした。

今回は、その前歯2本+隣の1本の歯がぐらついてるようです。

大学時代は、顔はフルフェイスマスクで覆われていたので、このような怪我はなかったのですが、プロになるとハーフバイザーで顔が半分出ている状態になるので、このようなことがよく起こります。(ホッケー選手のほとんどは、歯になんらかの怪我を負っていることが多いです。笑)

不幸中の幸いだったのが、マウスピースをしていたことです。今年から、友伸會さんという歯医者さんにサポートをしていただき、スポーツマウスピースを作成していただき、それを練習や試合でずっとつけていました。

現地の歯医者さん曰く、マウスピースをしていたおかげで、この怪我で済んだとのことです。

僕自身も、マウスピースをしていて本当によかったと思います。もししていなかったら、上の歯をたくさん失っていたかもしれません。

本当に、これだけで済んだことに感謝です。僕はめちゃくちゃラッキーです。

みなさんには、余計な心配をかけてしまうかと思い、このことを報告しようかどうか迷ったのですが、今まで全部言ってきていたのでこちらに書かせていただきました!

僕は本当にピンピン元気にしているので、ご安心ください!アイスホッケー選手は、タフですよ💪🏼

今日は、チーム練習があり、明日再び試合があります。

試合にはおそらくフルフェイスマスクで出ることになると思います。噛み合わせが少しずれていて力を入れられるかどうかが不安ではあるのですが、無理せずに様子を見たいと思います。

昨日の足の怪我と言い、試練が続きますね!試されてる感じがします!笑

今まで通り、力強く踏ん張ります!(唇が腫れてますね!笑)