○どこでブレイクスルーが起きるかわからない

皆さんこんにちは！

今日は久しぶりに、最近改めて感じたマインドセットについてのお話をしたいと思います。

今日のテーマは「どこでブレイクスルーが起きるかわからない」ということです。

今シーズン、僕はプロになって初めて、シーズン開始時から良いスタートを切ることができました。

もちろん、まだまだ自分の実力やスタッツに満足はいかないし、もっともっと上を目指していることに変わりはないですが、アメリカに来て6年目となる今シーズンで初めて、いわゆる「活躍できる状態」となりました。

アメリカに初めて来た年や、大学での時間は、苦労そのものだったと思います。本当に、辛い時期の方が長かったです。

試合に出れないこと、ポイントできないこと、そもそもベンチに入れないこと、などなど、自分の理想とあまりにもかけ離れた時間を過ごしていた時が何度もあり、その度に「このままじゃなダメなのに！こんなところでつまづいていてはいけないのに！」と焦る気持ちを持っていました。

よく僕はいろんな方から、結果が出せない時にどのようなことを考えているかを聞かれることが多いです。

質問をしてくる人の多くはおそらく、僕からなにか「具体的な答え」を聞けることを想定しているのだろうとは思うのですが、そんなものは正直どこにもないんだろうなぁといつも思います。

一人一人置かれている環境も違うし、必要とされる能力も違うし、戦う敵も違うし、何より、「これさえやれば全てがうまくいく」なんて魔法はどこにもないからです。

だからこそ、苦労している時間も、もがき続けるしかないです。溺れるものは藁をも掴む、ではないですが、どんな方法であれ、自分が今の状況を抜け出すために、ひたすら手を動かし続けるしかないと僕は思ってます。

そして、それと同時に、「いつかこの状況を抜ける日が来る」と自分を信じ続けられるかどうかだと思います。

だからこそ海外挑戦に「純粋なタフさ」はある程度必要になるのかなぁと思ってます。

正直、プロリーグに入ってここまで試合にたくさん使ってもらえるとは思っていませんでした。

ただ、この環境を掴み取ったのは、間違いなく、これまで自分が一度も諦めなかったからに他ならないと思います。

これまで思い通りにいかないことが多すぎたからこそ、どんな人であっても、どこでブレイクスルーが起きるかはわからないんだなぁ、と強く感じています。

もちろん先ほども言ったように、またまだ「超覚醒」には程遠いかとは思いますが(笑)、引き続き頑張ります！

長いシーズンになるので、色々なアップダウンがこの先予想されます。大事なのは、調子が悪くなったりポイントがつかなくなった時に、どれだけ自分のマインドとstick(付き合い続けることが)できるかです。

これまでの苦労や辛い経験は、間違いなく未来の僕を助けてくれると思います。だからこそ、「無駄な時間なんてなかった」と胸を張って言えます。

これからも、当時の気持ちを忘れずに真摯にチャレンジし続けたいと思います！