三浦 優希2021年09月17日 13:32
○僕の全てを変えてくれた監督の一言

皆さんこんにちは!今僕はパーソナルトレーニングを終えたところです。いやー気持ちのいい疲労感です!

さて今日は、僕の人生に対する価値観を大きく変えてくれたある一言を皆さんに紹介したいと思います。この言葉はすでにお伝えしたことがあったかもしれませんが、改めてこの場で皆さんに話します。

僕の根本的な考えを改めてくれた一言とは”tenacity” (テナシティ)です。この言葉の意味は、「粘り強さ」とか、「執念」を意味します。

僕が大学2年生で試合に出れなくなった時に、監督に言われたことが「優希はtenacity が足りない」というものでした。

その後、自分のプレーを見返した時に、確かに僕にはtenacity が足りませんでした。

要は、監督からしたら、本気でやっているようには見えていなかったということですね。自分ではマックスパワーでやっているつもりでも、そもそもお話にならないくらい、軽いプレーばかりだったんです。

その後レギュラーメンバーを外され、控え選手としての期間が始まったわけですが、この時期に、僕はtenacityと一番向き合っていたと思います。

練習が始まる前や、氷上にのったときには、ずっと「tenacity tenacity 」ってバレないように呟いていました。

そこで学んだことは、生半可な覚悟では自分を変えられない、ということでした。僕は本気で試合に出たかったし、今のままではずっと出られないという思いがあったからこそ、人生の中で一番練習に向き合う時間となっていたと思います。

Tenacity という言葉の便利なところは、
・ゴール前のバトルに勝つ
・1対1負けない
・相手からパックを奪う
といった、いわゆるアイスホッケーに必要な要素を全て包含してくれている言葉という店なんですよね。

わざわざ、一つ一つ細かく「今日はこれとこれとこれを意識しよう」と考えなくても、「tenacity 持ってプレイすれば自分のベストになる」ということがわかっていたので、そういった意味ではこの言葉に出会えて本当に良かったと思っています。

基本的に、いいプレーができていない時はtenacityが足りないとき、と自分の中で整理できるので、自分を見直しやすくなりました。

この言葉は、ホッケーだけでなく自分が生きていく上でも最も大切にしていることの一つです。

何かをやるにしても、全ては粘り強さで決まると僕は思っています。物事がうまくいっていないときや、ダメになりそうな時に、自分を奮い立たせてくれるものがこのtenacityです。

皆さんは、何か大切にしている言葉などはありますか?

僕にとってこの言葉はただの単語ではなく、生き方そのものを表すものかもしれません。当時の監督に心から感謝ですね。さて、これからもmax tenacity で頑張ります💪🏼