三浦 優希2021年09月10日 22:51
○初心者さんがアイスホッケーを始めたきっかけってなに?

みなさんこんばんは!今日も一日お疲れ様です!僕は今、1回目の練習を終えて、このあと2回目の氷上練習を迎えるところです。今日の午前中はウエイトトレーニングもあり、充実した1日です!(合間にしっかり休息を入れたので、体も回復できています)

さて今日は、大学からアイスホッケーを始めた方とお話しした時のことについてです。

実は昨日、たまたま、アイスホッケー初心者の方とzoomでお話をさせていただくことがありました。一つは取材、一つは卒論への協力という形だったのですが、本当に偶然、2人とも大学から初めてスティックを握った方々でした。

そして、なにより面白かったことが、「なぜアイスホッケーを始めたのか」というお話でした。

まず1人目のお話をします。彼女は地方出身で大学入学を機に関東の方に来たそうなのですが、昔までは剣道をやられていたそうです。ただ、大きな怪我を負ってしまい、剣道をフルでやることが難しくなってしまった中で、大学入学を機に新しいスポーツを始めたいという思いを持ったそうです。

その中でアイスホッケーが選ばれた理由というのが、「多くの人が大学から始めるため、みんなと同じスタートラインからスタートできる」というのが理由だったそうです。また、過去に国内プロの試合も見たことがあり、ずっと憧れの想いを持っていたとも言っていました。

また、プチエピソードとしては、その方は青森県八戸出身だったのですが(僕の第二の故郷!)、地元のでのイベントが街中で開かれた時、東北フリーブレイズが出店をしており、そのタイミングで平野裕志朗選手(日本代表選手で、現在アメリカのプロリーグでプレイされている方)と写真を撮る機会があったそうです。

そこで「世の中にはこんなに大きい人がいるんだ」と感じたと教えてくれました。ちなみに平野選手は僕の一つ上の先輩でこのオフシーズンはフィナンシェ仲間の横浜グリッツにて短期でプレイしています。185センチ、95キロ近くある大型の選手です。

このように、アイスホッケーを好きになってもらえるきっかけは、競技そのものだけではなく、選手との関わりや日常の何気ない隙間にあるのだなぁということを再確認しました。

2人目の方に関しては、今までサッカーをやっており、大学入学のタイミングで同じく新しいスポーツをやってみたいとなった時に、競技特性が比較的似ていること、そしてリンクが自宅から近かったことから、アイスホッケーを始めようと思ったそうです。

きっと、人それぞれいろんなきっかけがありアイスホッケーと出会うと思うのですが、そんな中で大事なことは、自分を含む「アイスホッケー界にいる側の人たち」がそのような方々を温かく受け入れる姿勢を持ち続けることではないかと思います。

ちらっと聞いた話ですが、アイスホッケー人口を年代別に見ていった時、大学生の年齢だけはずっと人数が減ることなく続いているそうです。

アイスホッケーがメジャーになることはもちろん嬉しいことではありますが、一方で、「皆がなかなかやらないスポーツだからこそ、大学から始めても同じスタートラインから存分に楽しめる」という価値観が存在するのだなぁ、と改めて学ばせていただきました。

やはり、現場の人たちと直接話すからこそ見えてくるものがあります。僕は、常に「初心者の味方」でいたいと思っています。(Twitterのプロフィールにも書いていますが)

アイスホッケーと縁をもってくださった人たちに対して、より良い体験提供をしたいし、上手くなりたいと思う人たちをもっともっと助けたいです。

自分にできることは限られているかもしれませんが、1人でも多くの初心者さんや上達を願う人たちに向けて、手を差し伸べていきたいです。

また、アイスホッケー界全体としても、初心者に優しい世界を作っていきたいです。本来スポーツとは、楽しむことこそが最大の目的であるべきだと思うし、誰もがその権利を持つベキだと思います。

今回、そのようなことを考えるきっかけを与えてくれた彼ら彼女らに心から感謝をしています。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!