三浦 優希2021年09月08日 23:48
○百里を行く者は九十を半ばとす

皆さんこんばんは!今日も1日お疲れ様でした。今日は、本を読んでいる中でたまたま目にした言葉をについてお話したいと思います。

皆さんは、「百里を行く者は九十を半ばとす」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?こちらの言葉は、中国の戦国時代の史書『戦国策』に由来する言葉だそうで、意味としては、「何事も仕上がり近くが肝心で、最後ほど難関だから九分のところで気を引き締め直せ」とのことです。( 参考: http://aslan-bun.com/?p=367 )

僕が、この言葉をきいたときに最初に思い浮かべたことは「先を見据えているのであれば、現状に満足するな」といった意味合いで捉えていたのですが、正しくは「最後のところで気を引き締めないと失敗するぞ」という教訓だったようです。

またひとつ、勉強になりました。

この言葉を、自分に当てはめて考えてみたいと思います。

アイスホッケー選手としての夢を叶えるという長期的な目で見れば、今自分がいるところは、九十里はおろか、その半分も行っていないかもしれません。

ただ、これから始まるであろう新しいチャレンジ(プロデビュー1年目)の瞬間はかなり近くまできています。その点で言うと、シーズン開幕まで残り1ヶ月半程度となった今は、まさしく気を引き締め直す時期なのかもしれません。

もちろん、今怪我をしてしまっている状態なので、そもそも、戦うための準備段階にしっかり立てていないかもしれませんが、僕はそれを言い訳にするつもりもなく、「絶対に間に合わせる」という覚悟でいます。

「好事魔多し」と似たような感覚かもしれませんが、物事がうまく行っている時や、最終段階に近づいた時ほど、改めて気を引き締めることの大切さをこの言葉から教えてもらえた気がします。

自分は普段から発信を多くしていることや、日本国内では珍しいアイスホッケー経歴だったり、代表に呼んでいただけていることで、多くの方から「すごい」と思っていただくことがここ最近は特に増えたような気がします。

これ自体は本当に本当にありがたいことですが、正直な話自分はまだなにも成し遂げられていません。

それに、自分より上手で、すでに高いレベルで活躍している選手たちも今まで沢山みてきました。だからこそ、浮かれている時間も、浮かれる資格も、僕にはないです。

九十里と言わず、一里目から謙虚な気持ちを持ち続けるアイスホッケープレイヤーでいたいです。

あー早くホッケーがしたいです!笑
結局シーズンに入ったらもうホッケー漬けの毎日になるのですが、試合がない時期はそれはそれで退屈になりますよね!ファンの方々もきっと同じ気持ちかもしれませんね。

所属チームの決定や、シーズン開幕に向けた準備を含め、今後も気を引き締めて、現状に満足することなく、気合入れていきます!💪🏼

「今」にフォーカスし、今日できることをやるのみ!これからも頑張ります!

(このフィナンシェの場で文章を書いてると、いつのまにか勝手に気分が高まります。みなさん素敵な場所を作ってくれて本当にありがとうございます!)