三浦 優希2021年08月12日 22:43
○転機なんてない、小さな積み重ねが全て

みなさんこんばんは!午前中に高尾山登山をした後、夕方はジムに行ってバイクを漕ぎ、サウナ水風呂外気浴のフルコンボを決め、最高に気持ちいい状態で夜を迎えられそうな三浦優希です!

さて今日は、今読んでいる本の中で出てきた印象的な一言について考えたいと思います。

現在読んでいる本が、「サードドア 精神的資産の増やし方」という本です。

サードドア: 精神的資産のふやし方 https://www.amazon.co.jp/dp/4492046534/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_3X0BYHFXEHEX1ZRTG0M4

こちらは、スティーブン・スピルバーグやレディー・ガガ、ビル・ゲイツやジェシカ・アルバといった、世界トップのスターがいったいどのようにその階段を登っていったのかを解き明かすため、無名の18歳の少年が「本人にインタビューしてやる」と決意し、様々な経験をしながら、わらしべ長者さながらに実際に多くの著名人に直接話を聞きにいき、出来上がった一冊です。とにかくこの本は最高に面白いのですが、そんな中の一コマに今日は注目します。

この本の著者であるアレックス・バナヤンのメンター的存在である、起業家のエリオット・ビズノーさんという方が出てきます。悩みを抱えているバナヤンに対し、メンターのエリオットは「ティッピングポイント(転機)なんてない。小さな積み重ねがすべてだ。」という言葉を伝えます。

この言葉について今日は考えます。

ここからは僕の話になるのですが、僕はよく、インタビューなどを受ける際、「転機はいつでしたか?」とよく聞かれます。

これを聞かれた時、僕は「早実をやめて海外に出た時だと思います。」と答えることが多いです。

実際に早実を出たことで大きく人生が変わったわけですが、本当にここだけの話で正直なことをいうと、転機なんてものは僕はないと思っています。もう少し正確に言えば、「振り返ってみるとあれが転機だったかもしれないね」と思える、というのが正しいでしょうか。

「小さな積み重ねがすべて」という言葉の通り、結局全ては「いまの選択」の連続であり、「いま」を生きているとき、「これが転機だ!」と実感できることはかなり少ないと思います。

成功者の話やアスリートの話など、よく「転機」は出てくると思うのですが、「当時はがむしゃらにその選択をしていて、今振り返ってみるとあれが全てを変えるきっかけだったかも」といったことの方が多い気がします。

僕はこれまで、大きな決断をたくさんしてきているとは思いますが、それも結局は、小さな小さなチャレンジや成功/失敗、巡り合わせが積み重なった先に出来たものです。

そもそも最初から、「大きな決断をする」という仕組みにはなっていなかったと思います。

例えば細かい話をすると、「海外に出る」という決断に至ったのも、小学生で毎日たくさん練習→中学生で割と活躍できるようになる→早実にスポーツ推薦入学→高校の留学制度があることをたまたま知る→実力試しでチェコ行ってみるか→現地のコーチに「うちに残らないか」と言われる

といったような流れがあります。これもかなり大雑把にいった方で、僕が歩んできた道は、もっともっと細かく表現することができます。

これこそまさに、「小さな積み重ね」だと思います。僕は大きな夢を抱えているわけですが、それを達成させてくれる、超強力な魔法があるわけではありません。全ては、今日1日の積み重ねの先にある結果です。

だからこそ、毎日頑張ろうと思えます。

積み重ねの先に、自分が夢を叶えられる保証はありません。しかし、夢を信じ続けることはできます。

これが僕の原動力かもしれません。

これからも頑張ります!!