三浦 優希2021年08月11日 23:50
○アスリートが知っておくべきこと


みなさんこんばんは!少し夜遅めの投稿になり申し訳ありません🙏

今日は、「アスリートが絶対に理解しておくべきこと」を僕なりの目線でお話ししていきたいと思います。

僕が思う、アスリートが絶対に忘れてはいけないことは「自分でやっているつもりでも、実際は全てを受動している」ということです。

どういうことかというと、アスリートは基本的に「スポーツの中心」としてみられることが多いです。

スポーツ=選手たち、という方程式があってもいいくらい、まず一番最初に出てくるのはアスリートだと思います。

常に、スポーツの世界で主役になり、話題になるのは、アスリートが中心です。

僕はそれ自体は間違いではないと思うのですが、だからといって、アスリート側が「スポーツは自分中心に回っている」と慢心するのは違うと思っています。

というのも、スポーツを続けていくとよくわかることなのですが、競技で上を目指すことは、それ即ち、周りの人と確実に関わるということになります。

綺麗事でもなんでもなく、スポーツは1人だけでは成り立ちません。相手がいて、コーチがいて、審判がいて、ファンがいて、運営がいて、場所を作る人がいて、トレーナーがいて、医者がいて、栄養士がいて…という風にスポーツに長く関われば関わるほど、より多くの人の助けや協力が絶対的に必要になります。

僕は、スポーツは1人では決してできないものだと思っています。

常にスポットライトがあたりがちなアスリートこそが、そういった自分の周りの存在を理解し、それに感謝をすることが大切だと思っています。

主役は主役かもしれないけど、「選手」というのはスポーツに関わる手段の一つであり、それがスポーツの全てではありません。

この、「スポーツをする=人と関わる」というのは、とても単純に聴こえはしますが、自分の中ではかなり重要なファクターとなっています。

スポーツというものが成り立っているわけや、自分がその試合という舞台に立てているバックグラウンド、「アスリート」として生きていることへの、理解を深める必要が僕はあると思っています。


おそらく、トップに行けば行くほど、この感覚は自然に身につくものであり、ある意味、感じることを避けて通れない感情として、学んでいくものだと思います。

トップアスリートの方々の話を聞くと、共通して、自然と「感謝」という言葉を発したり、その雰囲気が体から滲み出ていると感じることがあります。

おそらくこれは、綺麗事を言っているわけでもなく、実際に自分自身が競技を続けていく中で、気づいているからこそ出てくる言葉なのではないかと僕は思っています。

これからも、自分がアイスホッケーを続けることができる意味を忘れずに、過ごしていきたいと思います。