三浦 優希2021年08月02日 18:53
○怪我をして初めて気づくこと

みなさんこんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?

この前の投稿で、合宿中に肩の怪我を負ってしまったことをお伝えしましたが、今回はそれに関連したお話をしたいと思います!

今日のテーマは「怪我をして初めて気づくこと」です。

これ、怪我するたびに毎回感じていることなのですが、今回は肩を怪我したことで今までは考えることすらなかった事に意識を向ける発見ができたので、それを皆さんにご紹介したいと思います!

怪我をする事で発見できる事は、実は結構あります。

今回、僕は肩を怪我したわけですが、思い通りに動かせなくなって初めて気づくことに

・Tシャツが脱げない&着れない
・バイキング系のお店で自分でプレートを運べない
・空港で自分の荷物をどこかに乗せたり下ろしたりできない
・服のチャックをうまく閉められない
・割り箸を割るのが怖い(割れた時の振動が痛い)
・ペットボトルの蓋を開けるのがこわい(振動が痛い)
・階段を降りるのがつらい(振動がいたい)
・右手側の手すりを使えない
・歯磨き粉を出しづらい(力が入らず押せない)
・荷物をたくさん持てない
・寝返り打てない
・寝た状態や座った状態で手を伸ばして何かを取る、ことができない
・チャリに乗れない
・右肩が下がる
・右側のもの取りづらい
・三角巾してるとめちゃ助けてもらえる
・逆にしてないと助けてもらいづらい(当たり前)

とまあ、基本的に、自分自身で今までわ当たり前にできていたことが急にできなくなります。

これは足を怪我した時もそうでした。(足の時は松葉杖だったので今回よりもできないことが多かったです)

普段であればそこで「怪我をしたからこそわかる、普段自分の思い通りに体を動かせることへの感謝」という話で終わるのですが、今日は少しだけ視野を広げて話しを続けます。

今回自分が肩を怪我した事で気づけた最も重要なことは、「見た目ではわかりづらくても助けを必要としてる人がいる」という事でした。

さっきの箇条書きの最後にも書きましたが、三角巾をしている時としていない時(服の下をテーピングで固定している時)とでは、周りの人が僕を心配してくれる割合もかなり違いました。

空港内を歩いているときも、三角巾をしていれば周りの人は僕に当たらないように気をつけて通ってくれますが、何にもつけていない時はそこは全く気にせずすれ違います。

この事実を自分ごととして捉えた時に、僕が今まで気づいていなかっただけでサポートを必要としている人たちがきっと周りにはたくさんいたんだろうな、という事に気づきました。

なんのヒントもなしに、そういった人たちの存在に気づくことはきっと難しいことかもしれませんが、常にそういった人たちが自分の周りにいる、ということを理解した上で生きていくことが、怪我をした自分が学ぶべきことなのかなぁと思っています。

そして、周りに困っている人がいる事に気づけた時は、迷わず手を差し伸べる人間になりたいと強く感じさせて頂きました。

怪我自体をマイナスに感じる人が多いかもしれませんが、実はこのように普段であれば簡単に通過してしまったり見落とすようなポイントに目を向けてくれる機会になるので、いいこともたくさんあります。(ホッケーできないのはもちろん辛いですが…)

このコミュニティ内でも、サポーターの皆さんと互いに助け合いながらより良い場所作りを目指して行けたらと思っております!

よろしくお願いいたします!