三浦 優希2021年07月21日 21:24
○Make people drive 「プレゼンのゴールとは」

みなさんこんにちは!三浦優希です!

今日は、「伝える」ことについて、大学の授業やとある方から聞いてとっても印象に残っている話をしたいと思います。よろしくお願いします。

今回のテーマはズバリ、「プレゼンのゴールとは何か」です。

僕は今まで、プレゼンのゴールとは、他人が分かりやすい話をすること(周りの人に自分の話を理解してもらうこと)だと思っていました。

ただ、ある日からこの考えが覆りました。

Microsoft社にてエバンジェリストとして活躍をされている西脇資哲さんという方がいらっしゃいます。エバンジェリストとは、会社の商品やサービスを世の中に広めていく役割を担っている人のことです。つまり「伝える」ということにおいて、エバンジェリストの西脇さんはプロフェッショナルということになります。

とある縁からこの方とお話をさせていただく機会があったのですが、そこで聞いた話がとても印象的でした。西脇さんがおっしゃられたことの中に、「プレゼンのゴールは、”make people drive” =人を動かすこと」といったものがありました。

この視点はとっても大切だと僕は思っています。アイスホッケー選手として、また海外で挑戦を続ける人間として、ここ最近は講演の依頼をいただくことも増えてきました。そんな中で、今までの僕は、周りの人たちに対して自分の経験をしっかりと伝えることを目的としていました。ただこれでは物足りないということに気づきました。

西脇さんが提唱する「伝える力の評価」は、
・他人の評価
・人が動いたか
・目的が達成されたやか
だそうです

この「人が動いたか」というのは非常に重要なポイントです。何かいい話をしてその人が、「あー、良い話を聞けたなぁ」で終わってしまうのか、それとも、「よし、明日は今日聞いた話をもとにこんなことをやってみよう!」と実際にアクションを起こしてくれるのかが大きな違いを生みます。

この話を聞いてから、普段文章書いたり、音声で発信をしたり、人にお話をさせていただく時や、子供たちに指導させていただく時など、自分が何か相手に対して伝えることがメインのお仕事をいただいた時に、ただ伝えて終わりではなく、その人が僕の話を聞いてどのようなアクションをしてくれるのか、そして実際にどのようなアクションを起こしてくれたのかというところに重点を置くようになりました。

自分が伝えたいことを実際に伝える能力も大切ですが、伝えた上で相手が動こうと思ってもらえる人こそ、本物のプレゼンターであり本物のモチベーターであると思っています。

これからもアスリートとして、そして1人の人間として、自分の行動や言葉を通して、周りの人に良い影響を与えそしてその人たちが新しいアクションを起こせるように後押しをしていきたいと思っています。それはこのフィナンシェでも同じです。

これからもよろしくお願いします!

西脇さんの本も、面白いです!⬇︎
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