三浦 優希2021年07月20日 17:40

○きっかけを作ること


みなさんこんにちは!

まず最初に。
多くの方が誕生日トークンプレゼント企画に参加していてくれて、嬉しい限りです!ありがとうございます☺️参加締め切りは本日7月20日の23時59分までとなっております!まだの方はぜひご参加くださいね!なお、トークンは明日以降、追って配布させていただきますね!お楽しみに!

さて、今日は「きっかけを作ること」についてお話をしていきたいと思います!

先日まで盛岡にてホッケーキャンプがあったことをお伝えしましたが、その時にあったあるエピソードです。

合宿の合間に、このようなDMがTwitterを通して届きました。⬇︎
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三浦様

こんにちは。
急なDM大変申し訳ございません🙇‍♂️いつも三浦選手のSNSを楽しく拝見しています。

現在、岩手県で長女(小3)、長男(5歳)、一応自分もですが、アイスホッケーをしています。

三浦選手が今、盛岡にいらっしゃることを拝見させていただきました。三浦さんからしましたら見ず知らずの私ですし、大変図々しい話ではありますが、一瞬でもいいので、子供達の自主練を見て頂き、一言アドバイスして頂けませんでしょうか🙇‍♂️

一番参考にしている三浦選手がここ盛岡にいるなんて!と思いこんなチャンスは無いしダメ元でお願いしてみました。毎日帰宅後、子供達が自宅でハンドリングとシュートの自主練を行っております。

私も経験者ですが、教え方、伝え方、非常に難しいと日々勉強中です。
もしかしたら間違った指導をしている可能性もあります。

なので三浦選手から的確な一言を頂けたら、こんな幸せな事はありません。何より三浦選手に接して貰えることによって、子供達は一生の思い出、財産になると思っています。

もちろん三浦選手のご都合や限られた時間帯もあるのは充分承知ですが、子供達の為に10分、15分でも良いのでお時間作って貰えませんでしょうか🙇‍♂️

大変無理なお願いなのは百も承知ですが、子供達が純粋に大好きなアイスホッケー...奇跡が起こりえるなら願いたいです。

何卒よろしくお願い申し上げます🙇‍♂️
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こちらのメッセージはアイスホッケーをするお子さんを持つお父様からのメッセージでした。僕はこのDMに気づいてすぐ「もちろんです!」というお返事をさせていただきました。

というのも、盛岡にて毎年合宿をする目的は、アイスホッケー上達だけではなく、地域貢献という大きなミッションを自分自身が持っていたからです。例年であれば、地元のクラブチームに対してキャンプ参加メンバーで指導をするセッションを組むのですが、今年はコロナの影響でそれができないということになっていました。

そんな中で、このような話をいただいた時、「自分にできることが少しでもあるなら貢献させていただきたい」という思いが一番に込み上げてきました。

実際に、返信をさせていただいた次の日に、リンクの一般滑走時間を使ってスケーティングの指導を1時間ほどさせていただきました。ここには、お子さんのチームメイト数人も参加し、5人ほどを見させていただきました。

内容としては、基本のスケーティングだったり、競争だったり、子どもたちを抱えるような形で速く滑ってあげたりをさせていただいたのですが、終始楽しんでくれていたようです!その後写真撮影やサインなどをさせていただき、解散となりました.

そして、練習が終わった次の日に練習を見ていた子のお父さんから連絡が来ていました。

そこには、

「この節は貴重な時間を割いていただきありがとうございました。息子も娘も楽しく練習できたと言っておりました。いつも朝練嫌がるんですが初めて明日行くと言っていました。遠い地域なのでやはり5時起きが応えるみたいです。明日も6時から練習がんばります。 」

というメッセージをお送りいただきました。

このメッセージを頂けた時、とっても嬉しい気持ちになりました。そして、自分が社会に対して力を発揮していける一つの方法はまさしくこれじゃないか、と感じました。

例えば、たった一回のレッスンで、突然なんでもできるほど上手くなることは難しいかもしれませんが、上手くなれるきっかけを与えることはできます。

その選手によって、ホッケーに対する思いは違うと思いますが、そんな中でも自分自身が彼ら彼女らと関わることで、少しでもみんなのモチベーションをあげる役割を担えるのであれば、現役選手としてそれほど嬉しいことはありません。

きっかけを与えることがゴールでは決してありませんが、「明日の朝練は頑張って自分で起きよう」と初めて思う選手がいてくれることは、僕自身にも大きな刺激を与えてくれました。

そしてこれはスポーツに限らず、自分の周りにいる人たちに対してこのように「明日はちょっと頑張ってみよう」と思ってもらえることこそ、自分が今後やっていきたいことであり、やるべきことであると感じています。

だからこそ、これからも人と関わることに対する姿勢や、人の時間をもらうことの責任、そして、その人との出会いに感謝し続けることを忘れないようにしたいと、強く感じました。

少しお話が長くなってしまい申し訳ありません!いつも話し始めると止まりません!笑
最後まで読んでいただきありがとうございました☺