三浦 優希2021年07月18日 22:31
○失敗を許容しよう

みなさんこんばんは!今日はどんな1日だったでしょうか?

今日は、日本に帰ってきた時によく感じることについてお話をしたいと思います。

今回のお話のテーマは、「人の失敗を許容できるようになろう」ということです。

日本のアイスホッケーチームの練習に参加した時や、子どもたちと一緒に練習をするときなどに、僕がとっても感じることが、コーチや指導する人、チームメイトが、失敗をした選手に対して厳しい対応をしていることです。あくまで個人的な感覚ですが、

「なんでミスしたんだよ」
「もっと集中しろよ」
「どこにパス出してんだよー」

など、思い通りのプレイを他人がしてくれなかったことに対して、とっても冷たい態度を取る人が多いように感じます。

こういった姿を目にした時、僕はいつも心が痛みます。

もちろん、チームメイトや、指導している選手たちが、指示をした内容をこなせていない状況になった時、ストレスを感じることは仕方ないかもしれません。

ただ、僕は何よりも、その選手が「トライしようとしたこと」についてを認めてあげるべきだと思います。

経営学者の米倉誠一郎さんは、「転んだ人を笑うな。 彼らは歩こうとしていたんだ。 」という言葉を残しています。

これは海外に行くと特に感じることなのですが、何か新しいことに挑戦する人や、新しい環境にチャレンジをする人、そしてそのチャレンジがうまくいかなかった人に対して、悲観的な意見を述べられることは決して少なくありません。

海外でいうと、「わざわざ日本を出てまでアメリカに行ったのに、結局通用せずに帰ってきたんだね。失敗だね。」といった印象を持たれる選手もこれまでにたくさんいたはずです。

結果だけを見れば、成功といえないことはあるかもしれませんが、それは、挑戦をした本人が決めることであり、僕は他人が口を挟むことではないと思っています。

どんなに小さいことでも、大きなことでも、地を蹴り足を踏み出した人に対して、その結果がどうであれ、まずはその人の勇気を認めることが大切かと思っています。

そして、もしそれが「失敗」と思われるようなことだったとしても、「こいつはもう終わりだ」という態度を取るのではなく、「これを糧にして次を頑張ろう」という姿勢を見せ続けることができれば、もっともっとチャレンジに対して不安を抱く人は少なくなるのではないかと思います。

最初の話に戻りますが、僕は、練習や試合の中でミスをした選手がいたとしても、その選手を責めるのではなく、
・その時に何をすればより良い結果になったのか
・なぜその行動をしたのか
・改善できるところは何だと思うか

などを、同じ目線に立って考えてあげるような人間でいたい、と思っています。

他人のミスや失敗に対して、大きな心で認めてあげることが、結果的にはより大きな成果を得られる一つの方法になるのではないかと思っています。

これはあくまで僕の個人的な考えであり、ケースによって賛否両論あるかとは思いますが、みなさんはどう思われますか?もし良ければ教えてくださいね!

常に、周りの人に対して尊敬の念を持って接していきたいです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました☺️