三浦 優希2021年07月06日 12:07
○チャレンジは基本再現性が低い

みなさんこんにちは!今日はジメジメしていますね!僕はちょうど千駄ヶ谷でのウエイトトレーニングが終わり、帰宅途中です。(暑い!)

さて、今日のテーマは「チャレンジの再現性」についてです。前にも似たようなことをお伝えしたかもしれませんが、改めて考える機会があったので、ここに書きたいと思います。

結論から言うと、僕は人の成功をそのまま真似しようとしても、そう簡単にうまくいくことは少ないと思っています。

なぜなら、人それぞれコンテキスト(背景、事情)が違うからです。

僕はよく、「三浦選手みたいにアメリカの大学でプレイするにはどうすれば良いですか」と言った質問を受けることがあります。

これを聞いた時に、「三浦選手と同じ道を辿る必要はないよ」と伝えています。

例えばの話でいうと、僕は早実をやめてチェコに行き、その後アメリカに行き、大学に入学することになりました。正直言って、予測不能なキャリアであり、今もう一度17歳に戻ってやり直したとしても、同じ道を歩める可能性は極めて低いと思っています。

人によって、周りの環境、家族、助けてくれる人、チームメイト、コーチなどは違うので、いわゆる「成功者」と全く同じことをしても、自分も成功するとは限りません。むしろ、真似っこするだけで簡単に再現できていたら、今頃日本はビジネス成功者、アスリート成功者だらけのスター軍団になっているはずです。

人の道を再現することは必ずしも成功にはつながりません。もちろん、マネをすることで得られるものや、手っ取り早く技術を身につけることはいくらでもあります。でも、全部が全部成功者と同じようになるとは限りません。

だからこそ僕がいつも意識しているのは、その人の「やったこと」ではなく「なぜやっているのか」「なぜやろうと決断をしたのか」を盗むようにしています。簡単に言うと、結果ではなく、プロセスに注目するということです。

僕が、人の話を聞くことが大好きな理由もここにあります。その人が今やっていることより、「そもそも何でそれをやろうと思ったの?」というところに興味が沢山湧きます。

この、人が何かを決断する時や、始めようと思った時の思考法などは、ある程度日常のどんな場面でも応用できる部分が多いと感じています。

「こうすればこのようになれる」を参考にするのではなく、
「こうした背景にはこのような考えがあった」の部分を抜き取るイメージです。

そうすると、「おっ、これなら自分にも使えそうなところがあるなぁ」という気持ちになることが増えると思います!

これが、僕が人の何かを参考にする時に、意識しているポイントです。これについてみなさんの考えがあれば、教えてくださいね👌🏻

ありがとうございました!