三浦 優希2021年06月24日 09:31
○僕の尊敬する人

皆さんおはようございます!いかがお過ごしでしょうか?どんよりとした天気が続きますね☁️

さて、今日は僕の尊敬する方についてお話したいと思います!

僕には、何人も尊敬し目標としている方がいるのですが、その中の一人に、サッカー元日本代表監督の岡田武史さんがいます。岡田さんは現在、FC今治にて代表取締役をされています。

なぜ僕が岡田さんを尊敬しているかというと、岡田さんの言葉が僕を救ってくれたことがあったからです。

チェコに行ってU20トップリーグでプレイしはじめた1年目に、急に試合に出られなくなった時期がありました。自分自身、生まれて初めて「ベンチメンバー」というものを経験し、当時はそんな自分が恥ずかしくて家族やホームステイ先の人にも伝えられていませんでした。

そんな時、僕の様子を察した父がラインに送ってきてくれたのが、岡田監督が早稲田大学で講演をされたものの文字起こし記事でした。「岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは」というタイトルです。(リンクを貼っておきますが、会員登録しないと全文読めないようになっていました😞)


https://www.itmedia.co.jp/makoto/spv/0912/14/news010.html
岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは
早稲田大学は12月11日、ICC開設3周年記念「働く杯」を開催、特別講演でサッカー日本代表監督の岡田武史氏が自らの仕事に対する姿勢を語った。日本代表監督としての悩みから決断の下し方、チームのまとめ方やスランプになった選手への接し方まで幅広い話題が取り上げられた。


この講演は、岡田さんの代表監督としての姿勢や、どのように決断するのか、調子の悪い選手への接し方など、本当に金言だらけの内容だったのですが、この講演の中に出てきたある一文が、僕を強烈に震えさせました。

それは、

「途中にいるから中途半端、底まで落ちたら地に足がつく」

という言葉でした。まさしく当時の自分の状況を表す言葉でした。

試合に出れないことに悩み、だからといって何か足を踏み出そうともしていない自分は、まさしく地に足がついていない中途半端な状態でした。

ただ、この言葉を聞いてからは、今の自分にできることは何かを考えられるようになり、なにより、「絶対にこの逆境をはねかえしてやろう!」という覚悟が生まれました。まさしく、底まで落ちて地に足がついた状態です。

地に足がつくことで、初めて大きく上に飛ぶことができます。

この時の経験から、うまくいかないことがあったときでも、「今は地に足をつける時間だ」、「ジャンプをするために必要なかがむ瞬間だ」というふうに、物事をポジティブに捉えられるようになりました。

多少の挫折でへこたれなくなったのは、この時の経験が大きいかもしれないです。

この言葉は、今でも僕がとっても大切にしているものの一つです。ということで今回は、僕の尊敬する岡田武史さんについてのお話でした。

ありがとうございました!良い1日を!

p.s
実は、岡田さんと一度お電話でお話させていただいたことがあります!共通の知人の方に、このエピソードを話したところ、その場で岡田さんには電話をしてくださいました。その当時、岡田さんは試合解説のためカタールに居られたのですが、そんな忙しい中5分ほどもお話をさせていただくことができました。本当に夢のような時間でした。岡田さんには、いつか直接お会いさせていただき、感謝の思いをお伝えしたいと強く思っています。