三浦 優希2021年06月18日 19:01
○お金をいただく、ということについて

皆さんこんにちは!今日は、フィナンシェでのトークン販売を始まる上でずっと皆さんにお伝えしたかったことをお話ししたいと思います。

テーマは、「お金をいただく」ということについてです。「お金」と聞くと結構センシティブな内容に思われるかもしれませんが、自分なりの思いをここで皆さんにお伝えしたいと思います。

-------

今、僕は皆さんからの信頼・期待をもとにフィナンシェというツールを通してお金を頂いています。

それはつまり、いま僕が皆さんに与える何かの対価としてお金をいただくというよりも、僕の未来に期待し、今までとこれからの僕の信頼をベースとしてお金をいただいていると思っています。

これは、本当に特別なことです。まだ何も成し遂げていない僕に対して、現状でもこれだけのお金が集まるということは、決して当たり前のことではありません。

「そんなこと気にしないでいいよ」と、優しく声をかけてくださる方がきっと中にはいらっしゃるかと思いますが、それでもやっぱり、皆さんからこうしてお金をいただく以上、「皆さんがどんな思いで僕にお金を渡してくれたのか」を本気で想像する責任が、もらう側の僕にはあります。決して安いとは言えない金額を出してくださったこと。しかも、僕の現状ではなく「未来」に対して投資をしてくださったということ。本当にありがたいことです。

現在、総勢45名の方がご支援をしてくださっています。

ここで集まったお金を、「もうこれはオレのお金なんだからただ自分のために使おう!」という思考では、トレードオフが成立しません。

今集まっているお金は全て、僕に対する皆さんからの一つの価値評価でもあります。だからこそ僕は、それに見合ったもの、もしくはそれ以上の価値をお返ししていかなければいけないと思っています。

これは僕の持論ですが、クラウドファンディングで集まったお金は、プロジェクト運営者(僕)のものではないと思っています。みんなのものです。みんなの想いや信頼がお金という目に見えるものに形を変えただけであり、その想いを形にする人がプロジェクト運営者、というものだと理解しています。

今までの学生というアマチュアの枠組みを抜け、これからはプロフェッショナルとして生きていくことになります。

僕は、プロフェッショナルとは、「他者を想像し、他者の幸せをデザインする人」という認識を持っています。

だからこそ、今僕は皆さんから本当に多くの「ギブ」を頂いていることをしっかりと理解しなければいけません。

『サピエンス全史』の作者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏は“信頼こそ、あらゆる種類の貨幣を生み出す際の原材料にほかならない。これまで考案されたもののうちで、貨幣は最も普遍的で、最も効率的な相互信頼の制度なのだ。” と残しています。

お金をいただくということは、相互信頼のもとに成り立つものであって、だからこそそこには責任や価値というものが存在するのだと思っています。

ただお金を貰うのではなく、その背景にある皆さんの想いをリアルに想像すること。そして皆さんにそれ以上の価値をお返ししていくこと。実現できるまで少し時間はかかるかもしれませんが、それが、僕に与えられた使命だと思っています。

すこし硬いお話になってしまいましたが、どうしても自分の想いをお伝えしたかったのでお話させていただきました!賛否両論あるかと思いますが、これが僕の「お金を頂くこと」に関する考え方です。

改めて、サポートをしていただいた方々、そして日頃から応援してくださっている方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!

これからも、温かく見守っていただけましたら幸いです。今後ともよろしくお願い致します!