自分は自分の道を。|卯内里奈 小学5年生の頃に芸能界に憧れ始め、アパレルブランドのカタログモデルのオーディションに参加するまでに半年間私がやっていたことを思い出した。学校から帰れば、まずファッション誌を開く。何度も何度も同じ号のファッション誌を1ページ1ページ細かく見る。「モデルになるには」というような小さめの本を親にお願いして買ってもらい、それも見る。毎日見る。 おやつは我慢する。大好きな、小さめのシュークリームが4つ箱に入ったものを祖母が持ってきてくれても我慢した。11歳にしては苦しい努力だった。笑 当時子供だった私は、"やらなければ"なんて気持ちは一切なかった。1ミリたりとも、やらされている感覚も、