北村仁@UDトークン
2025年04月14日 12:41


「手話ダンスで世界をつなぐ」——ギネス世界記録、その先の未来へ

こんにちは、北村仁です。
今回は「手話ダンスってなに?」「なぜギネスに挑戦するのか?」という質問に真正面からお答えする、そんな記事をお届けします。

音楽を諦めなくていい——きっかけは一人の難聴の方の言葉

ある日、難聴の方からこう言われました。

「音楽を諦めなくてもいいって、自分を許せました」

この言葉が、今の僕の活動のすべての原点です。
聞こえる・聞こえないに関係なく、「やりたい」っていう気持ちは誰にだってある。
車椅子でも「歩きたい」と思うように、音楽やダンスだって本当はやってみたい人はたくさんいる。

手話ダンスはその「やりたい」を形にできる手段の一つだと思っています。

ただ“正しく”より、“楽しく”。それが一番“正しい”。

僕は生徒たちにいつもこう伝えます。

「正しくやろうとしないで、楽しくやっていこう」

結果として、それが一番“正しい”形になると信じてるから。
学校でつまずいた子、習い事で自信をなくした子……みんなそれぞれ違っていい。
自分のペースで、楽しみながら、気づいたら成長してる。
それが手話ダンスの空間であり、第三の居場所でありたいと思っています。

なぜギネスに挑戦するのか?

「ギネスって意味あるの?」
よく言われます。だけど僕は、**数字こそ“共生の証拠”**になると思っています。

昨年は694人。障がいの有無に関係なく、手話とダンスでつながった数です。
今年の目標は2,000人。
そして3年以内に1万人規模での記録を目指します。

ギネスという“ブランド”を掛け算することで、企業や行政との連携が生まれ、
将来的には就職・副業・進学など、障がいのある人もない人も新しい選択肢と出会える**EXPO(万博)**にしていきたいと考えています。

手話ダンスは「ジャンル」に、そして「文化」に

今はまだ、手話ダンスは“知らない人が多い”というジャンル。
でもいつか、ヒップホップやジャズのように、当たり前のように存在する「ダンスジャンル」にしたい。

そのためにも、アジア、世界へと発信していきます。

どんな人も、自分の“やりたい”を諦めなくていい社会に

ダンス業界もどんどん変わっています。
ジャンルや技術より、“人間性”が問われる時代。
だからこそ、SNSや表現力が強くなってきている中で、
僕たちエンターテイナーが率先して、こう伝えていきたい。

「障がいの有無なんて関係ない。“やりたい”は、みんな一緒なんだ」

最後に——手話×ダンスで悩んでいたら、僕に連絡してください

僕は今、たくさんの方から「どうすればいいか分からない」という声を受け取っています。

手話ダンスに興味がある。
でもどう始めたらいいか分からない。
障がいを持つ子どもに、ダンスを教えたいけど不安がある。
そんなときは、全部僕に連絡してください。

必ず、いい未来につながる道を一緒に見つけます。



次回予告:2025年9月6日、神奈川にて

ギネス世界記録挑戦イベント開催予定!
詳細はSNSとnoteで発表していきます。
あなたも、この記録の一部になりませんか?