北村仁@UDトークン
2025年04月09日 13:18
【北村仁ブログ】
手話ダンス文化のこれから

こんにちは!
UDを楽しんでくれているみなさん、本当にありがとうございます。北村仁です。

今日は水曜日。そう、オンラインUDスクールのレッスン日です!
今回は、先週みんなでつくった曲をもとに、手話を一緒に制作しながら学ぶ内容になっています。

この「オンラインUDスクール」、実は今後さらに進化していく予定です。

僕が目指しているのは、「手話で話せて、踊れる人」を育てること。
耳が聞こえる・聞こえないに関係なく、手話ダンスが“新しい学びの選択肢”として広がっていく未来を作りたいんです。
この手話パフォーマンスという文化そのものを、みんなと一緒に創っていきたいと思っています。

オンラインUDは、2019年から始まりましたが、これまでのように僕が振り付けを教えるだけでなく、これからは「自分たちで作品をつくり、発信できる人」を増やしていくステージへ進んでいきたいと考えています。

6月からは体制も少しずつ新しくなります。新しい発表も予定していますので、楽しみにしていてください!

だからこそ、今月のレッスンは特別。
“作品ができるまでの過程”や、“発信の方法”を大切に伝えていきたいと思っています。

最近では、イベントに出てくれる子がいたり、自分でイベントを探して参加してくれる子もいたり、本当に嬉しい限りです。
イベントって土日が多いけど、実は平日にもたくさん発信のチャンスがある。
SNSでの投稿の仕方や、動画編集のコツも含めて、6月までにみんなで次のステージへ進めるよう、全力で取り組んでいきます。

さて、最近大きな変化がありました。
これまでの「ろう・難聴クラス」を、「誰でもUDクラス」へと再編しました。

もともとこのクラスは一家庭2,000円で、主に聴覚障がいのあるご家族を対象にスタートしたものですが、もっと多くの人が手話とダンスに出会える場にしたいという想いから、誰でも参加できる形に見直しました。

体験の申し込みも増えてきて嬉しいのですが、一方で「同じスクールの中で料金体系が違うこと」についてのバランスや運営上の課題も感じるようになりました。

そこで新たに考えているのが、「こども夢基金」という補助金制度の活用です。

この制度を活かせば、期間を決めて「無料で」レッスンを提供することも可能になります。
聞こえる子も、聞こえない子も、障がいの有無に関係なく、みんなが一緒に「目標を持って取り組める」ような特別なプログラムにしたいと思っています。

5月1日から申請が始まるこの補助金。
今年のギネス世界記録への挑戦と並行して、夢基金プロジェクトも進めていきたいと考えています。

僕が大切にしたいのは、「手話パフォーマンスやエンターテイメントを通じて、自分の居場所や挑戦できる場に出会えること」。
そんな環境を、みんなと一緒につくっていきたいです。

それでは、今日のレッスンもよろしくお願いします!