國光DAO
2025年04月13日 18:17
シンガポールに戻ってきました〜!

トランプ関税後のマーケット予測を行います。現時点では不確定な要素が多いため、随時アップデートしていく予定です。

まずはアメリカから見ていきます。世間で言われているほど景気は悪くない印象です。特に今回の四半期は、関税前の駆け込み需要もあり、多くの企業で決算が悪くない結果になると見ています。ただし、今後については不透明要素が非常に多く、投資家はそうした不確実性を嫌うため、積極的に買いに行く材料には乏しい状況です。

これまでNiSAなどの投資資金は米国株、特に全米インデックスに偏りがちだったため、ポートフォリオのリバランスを検討するタイミングだと思います。

そのうえで、現時点で注目しているのはビットコインとドイツ株です。

アメリカでは年内に3〜4回の利下げが行われる可能性があります。また、ビットコインには企業のような決算発表がなく、投資しやすいという特徴があります(笑)。さらに、世界的に不安定な状況が続いていることも、ビットコインにとっては追い風です。強気になれる条件は十分に揃っており、**価格が12〜14万ドルを超えたあたりから、アルトコイン市場への資金流入(アルトターン)**が始まると予想しています。

ドイツについては、これまでの財政規律を転換し、1兆ドル規模の財政バズーカ法案が圧倒的多数で可決されました。さらにEUではアメリカに先駆けて利下げが始まる見通しで、これはちょうどアベノミクス初期の日本と似た状況と言えるでしょう。

その他の注目としては、米中対立の影響をプラスに受ける国々です。ベトナム、バングラデシュ、インド、メキシコなどが候補に挙がりますが、トランプ関税の落としどころを見極める必要があります。また、仮にウクライナで停戦が実現した場合には、同国も大きな投資チャンスになるでしょう。

何れにしても米国一辺倒の投資は危険かなと。一方で一部で言われるような、世界大恐慌やリーマンショックみたいな状況にもないと思っています。