
tochi
2025年05月15日 21:56メタプラ、リミポ赤字決算など、【5月15日】の暗号資産/Web3ニューストップ5
※記事への「スキ」でトークンプレゼント中🎁✨✨
<一言レポート>
※当レポートは個人の見解で、所属組織を代表するものではありません。
メタプラネットとリミックスポイントの決算発表が市場の注目を集めました。【1位&2位】
両社とも暗号資産戦略を積極的に進めていますが、その決算内容は、まさに「仮想通貨相場の今」をリアルに映し出すものでした。
まず共通しているのは、両社とも暗号資産価格の一時的な下落によって評価損を計上し、最終赤字となった点。
メタプラネットは第1四半期で50億円超、リミックスポイントは通期で約6億円の赤字です。これは、期末の時価評価という会計ルール上、避けられない洗礼のようなもの。
しかし、両社ともこの赤字に対しては「会計上の評価に過ぎず、長期的な戦略に影響はない」というスタンスで一致しています。メタプラネットのCEOは「会社史上、最も力強い四半期」とまで発言。
リミックスポイントも、今後の暗号資産価格上昇を見込み、大きな評価益を予想するなど、未来に向けては非常に強気な姿勢を見せています。評価損はあくまで一時的なもの、これからだぜ!というわけですね。
さて、ここからが面白いところ。将来への強気な姿勢は同じでも、その戦略と、暗号資産購入の原資には、かなり色の違いが見えてきます。
まず、戦略の「一点集中」と「分散+α」の違い。
メタプラネットは、ご存知の通り「ビットコイントレジャリー企業」。
BTCへの集中投資をひたすら推し進め、5月12日時点で保有量は6796BTC。まさに「BTCと未来へ」心中する覚悟。その潔さは、ある意味で投資家の心を掴んでいます。
一方のリミックスポイントは、BTCだけでなく、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、XRP、ドージコイン(DOGE)など、多様なアルトコインを保有。
さらに、これらの資産を活用したバリデータ事業にも参入し、ステーキング報酬を得るという、より多角的でリスク分散を意識したアプローチです。
そしてもう一つ、「暗号資産購入の原資」にも違いがありそうです。
メタプラネットは、新株予約権や社債の発行といった形で、積極的に外部から資金を調達し、それをBTC購入に充てていることが報じられています。まさにレバレッジを効かせた成長戦略。
対してリミックスポイントの今回の決算短信からは、巨額の借り入れで暗号資産を買っているというよりは、既存事業(エネルギー事業などは黒字)が生み出すキャッシュや、過去に調達した資金、新株予約権行使による資金などを、暗号資産投資に充当しているように読み取れます。
もちろん、彼らも100億円規模の投資をしているわけですから、何らかの資金計画はあるでしょうが、メタプラネットほど外部資金に大きく依存していない、比較的堅実な資金繰りをしている可能性があります。
評価損はあれど未来は明るい、という点では足並みを揃える両社。しかし、その目指す頂きへの登り方は、BTC一本足でアグレッシブに攻めるメタプラネットと、複数のルートと装備で堅実に進むリミックスポイントとで、大きく異なるようです。
どちらの戦略が、このボラティリティの高い暗号資産市場で最終的に笑うのか。あるいは、両社とも成功するのか。運命やいかに─。
では、本日の暗号資産・Web3ニューストップ5をどうぞ〜。
https://note.com/web3club/n/nb2583813910a
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<一言レポート>
※当レポートは個人の見解で、所属組織を代表するものではありません。
メタプラネットとリミックスポイントの決算発表が市場の注目を集めました。【1位&2位】
両社とも暗号資産戦略を積極的に進めていますが、その決算内容は、まさに「仮想通貨相場の今」をリアルに映し出すものでした。
まず共通しているのは、両社とも暗号資産価格の一時的な下落によって評価損を計上し、最終赤字となった点。
メタプラネットは第1四半期で50億円超、リミックスポイントは通期で約6億円の赤字です。これは、期末の時価評価という会計ルール上、避けられない洗礼のようなもの。
しかし、両社ともこの赤字に対しては「会計上の評価に過ぎず、長期的な戦略に影響はない」というスタンスで一致しています。メタプラネットのCEOは「会社史上、最も力強い四半期」とまで発言。
リミックスポイントも、今後の暗号資産価格上昇を見込み、大きな評価益を予想するなど、未来に向けては非常に強気な姿勢を見せています。評価損はあくまで一時的なもの、これからだぜ!というわけですね。
さて、ここからが面白いところ。将来への強気な姿勢は同じでも、その戦略と、暗号資産購入の原資には、かなり色の違いが見えてきます。
まず、戦略の「一点集中」と「分散+α」の違い。
メタプラネットは、ご存知の通り「ビットコイントレジャリー企業」。
BTCへの集中投資をひたすら推し進め、5月12日時点で保有量は6796BTC。まさに「BTCと未来へ」心中する覚悟。その潔さは、ある意味で投資家の心を掴んでいます。
一方のリミックスポイントは、BTCだけでなく、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、XRP、ドージコイン(DOGE)など、多様なアルトコインを保有。
さらに、これらの資産を活用したバリデータ事業にも参入し、ステーキング報酬を得るという、より多角的でリスク分散を意識したアプローチです。
そしてもう一つ、「暗号資産購入の原資」にも違いがありそうです。
メタプラネットは、新株予約権や社債の発行といった形で、積極的に外部から資金を調達し、それをBTC購入に充てていることが報じられています。まさにレバレッジを効かせた成長戦略。
対してリミックスポイントの今回の決算短信からは、巨額の借り入れで暗号資産を買っているというよりは、既存事業(エネルギー事業などは黒字)が生み出すキャッシュや、過去に調達した資金、新株予約権行使による資金などを、暗号資産投資に充当しているように読み取れます。
もちろん、彼らも100億円規模の投資をしているわけですから、何らかの資金計画はあるでしょうが、メタプラネットほど外部資金に大きく依存していない、比較的堅実な資金繰りをしている可能性があります。
評価損はあれど未来は明るい、という点では足並みを揃える両社。しかし、その目指す頂きへの登り方は、BTC一本足でアグレッシブに攻めるメタプラネットと、複数のルートと装備で堅実に進むリミックスポイントとで、大きく異なるようです。
どちらの戦略が、このボラティリティの高い暗号資産市場で最終的に笑うのか。あるいは、両社とも成功するのか。運命やいかに─。
では、本日の暗号資産・Web3ニューストップ5をどうぞ〜。
https://note.com/web3club/n/nb2583813910a
メタプラ、リミポ赤字決算など、【5月15日】の暗号資産/Web3ニューストップ5|初心者のためのやさしい暗号資産・Web3デイリーレポート
<一言レポート> ※当レポートは個人の見解で、所属組織を代表するものではありません。 メタプラネットとリミックスポイントの決算発表が市場の注目を集めました。【1位&2位】 両社とも暗号資産戦略を積極的に進めていますが、その決算内容は、まさに「仮想通貨相場の今」をリアルに映し出すものでした。 まず共通しているのは、両社とも暗号資産価格の一時的な下落によって評価損を計上し、最終赤字となった点。 メタプラネットは第1四半期で50億円超、リミックスポイントは通期で約6億円の赤字です。これは、期末の時価評価という会計ルール上、避けられない洗礼のようなもの。 しかし、両