アベニールIP創出プロジェクト2022年09月24日 15:49
🌾『お米戦隊が出来るまで』🌾
拙い文章ですがお読みいただけたら嬉しいです！
お米戦隊を考えるきっかけとなったのは2001年にアルバイトをしていたCM制作会社での出来事から始まります。
アルバイトの内容はわかりやすくいうとテレビ番組のADさん。
細かな雑務を担当していました。
初めて撮影に行った時のことは今でも覚えていますが、
大きなスタジオで美術さんが作った紅葉の葉を天井から降らして、
その中で俳優さんがビールを飲むという設定のCMでした。
CMは15秒から30秒の為に何時間、多い時には10時間以上かかるもの、数日に分けて撮るものまであり、
CMというものがとても大掛かりで大変なものだというのを初めて知り驚いたのを覚えています。
そんな興奮さめやらぬ中、撮影が終わり会社に戻って片付けをしている時に自分の中で事件が起こりました。
手をつけていない沢山のお弁当。時間的にかなり経過していたので衛生的には良くないけど高級なお弁当。
アルバイトの先輩が躊躇なくゴミ袋へ捨てて行きます。
私は先輩に「これ勿体無いですよね？」と尋ねましたが、
「うーん、でも食べる訳にはいかないからね、しょうがないよ」と言われました。
この時に撮影で感じた興奮と同じくらいの背徳感を覚え胸が痛みました。
撮影現場には沢山のスタッフの方がいて、時にはエキストラの方が沢山いる時もあります。
そんな大勢が長時間働く中で、食事が足りないとう訳にはいかないのでお弁当は多めに発注しておきます。
ですが中にはお弁当に飽きて外に食べに行く方、持参される方がいると更に残る弁当が増えます。
そんな撮影を何回経験をしても、毎回残り、捨てられる弁当のことが今でも忘れられません。
その後私はタレントさんに付くお仕事をさせてもらうのですが、
バラエティー番組に出演される方で収録にはもちろん同行することになります。
その時既に炭水化物抜きダイエットというものがあり、スタジオでまた衝撃的な光景を目の当たりします。
おかずだけ食べて白米を捨てる女性スタッフが多数。
もちろんこれは人によっては量が多いというのはあるのですが、白米の扱いがあまりにも酷すぎて悲しくなりました。
後にこれはお米戦隊のテーマソングの歌詞にある「おかず食べてお米残すなんて、ちょっとありえないよ」という部分に繋がります。
それから１５年程して、2014年に勤めていた会社を辞め、はて？何がやりたいのだろうと考えていた時に、
福田雄一監督作品が大好きな私はふと「女子ーズ」という作品と手をつけられず捨てられた弁当や白米を思い出し、
これからもエンタメ業界で働くならいつか「笑いもあるけど、食べ物を無駄に捨てない」そんな戦隊ものを作ろうと決意しました。
これがお米戦隊、誕生の瞬間です！
この頃はまだ食品ロスやSDGsなどという言葉は浸透していなかったので、
幼少の頃に多くの方が一度は大人から言われたであろう言葉「食べ物を粗末にしてはいけない」それを今一度思い出して欲しい！
そんな願いも『お米戦隊マイマイマイ』に込められています。
会社を辞めて１ヶ月後の再会。
まだ自分の頭の中でお米戦隊が燻っていた時、
以前から親交があったスタッフから久しぶりに会おうよと連絡をもらいお茶をしたのですが、
これから何かやりたいことあるのと聞かれ、「実はお米戦隊というヒーローも物を作りたいです」と馬鹿にされる覚悟で言ったら、
「面白い！やったみなよ！応援するからさ！」と言われて逆にびっくりしてしまいました。
普通であれば何馬鹿なこと言っているのとなるところだと思うのですが、
この言葉が私の人生を大きく変えるきっかけになるのです！
このスタッフとは再会から１０ヶ月後に一緒の会社を立ち上げることになり、
今でも心強い味方として側にいてくれてます。
あの「やってみなよ！」と背中を後押ししてくれる言葉がなかったら『お米戦隊マイマイマイ』は生まれてはいません。
人との出会いが人生を変えるとつくづく思い知らされました。
それから数年経った2020年、遂にアニメ化に向けて「お米戦隊マイマイマイ」が動き出します！
脚本の室市さん、音響の時枝さん、監督の堀田さん、俳優の長内さんが仲間に加わってくれて制作が開始しました。
パイロット版が完成したのが2021年11月。
それから鳴かず飛ばず状態が続く中、ウチのスタッフが動き出します。
「よし、山口君に入ってもらおうよ」と。
それが2022年4月、最近の話ですね笑笑
山口プロデューサー合流です！
以前から面識はあったのですが、
ガッツリお仕事をさせてもらうのは今回が初めて。
ですがお米戦隊の企画に乗ってくれて一緒の盛り上げましょうと言ってくれました！
車で例えるなら、高性能なパーツとシステムがあるのにそれを動かすエンジンがなく、走り出すことが出来なかったのですが、
スーパーエンジン山口が搭載されることによって、『お米戦隊マイマイマイ』号は急発進、急加速中です！！
そして運命のキャストの皆さんと出会う訳です！
現在は第2話までが配信中、第3話の編集に入っています！
2話からは新たなスタッフも加わってくれて完成までのスピードを上げています！
今思うことは4話以降の制作を続けること、お米戦隊は10話完結を目指しています。
その為にクラウドファンディングを開始しているのですが、
ただ制作資金を募るのが目的ではなく、このアニメを一緒に作り、盛り上げてくれるメンバーを探しています！
正直まだまだ足りない部分が多いのでそこを補ってくれる仲間が欲しいです！
『お米戦隊マイマイマイ』に興味を持って下さった方、是非一緒に炊いてもらえたら嬉しいです🍚
企画原案／阿部正基
拙い文章ですがお読みいただけたら嬉しいです！
お米戦隊を考えるきっかけとなったのは2001年にアルバイトをしていたCM制作会社での出来事から始まります。
アルバイトの内容はわかりやすくいうとテレビ番組のADさん。
細かな雑務を担当していました。
初めて撮影に行った時のことは今でも覚えていますが、
大きなスタジオで美術さんが作った紅葉の葉を天井から降らして、
その中で俳優さんがビールを飲むという設定のCMでした。
CMは15秒から30秒の為に何時間、多い時には10時間以上かかるもの、数日に分けて撮るものまであり、
CMというものがとても大掛かりで大変なものだというのを初めて知り驚いたのを覚えています。
そんな興奮さめやらぬ中、撮影が終わり会社に戻って片付けをしている時に自分の中で事件が起こりました。
手をつけていない沢山のお弁当。時間的にかなり経過していたので衛生的には良くないけど高級なお弁当。
アルバイトの先輩が躊躇なくゴミ袋へ捨てて行きます。
私は先輩に「これ勿体無いですよね？」と尋ねましたが、
「うーん、でも食べる訳にはいかないからね、しょうがないよ」と言われました。
この時に撮影で感じた興奮と同じくらいの背徳感を覚え胸が痛みました。
撮影現場には沢山のスタッフの方がいて、時にはエキストラの方が沢山いる時もあります。
そんな大勢が長時間働く中で、食事が足りないとう訳にはいかないのでお弁当は多めに発注しておきます。
ですが中にはお弁当に飽きて外に食べに行く方、持参される方がいると更に残る弁当が増えます。
そんな撮影を何回経験をしても、毎回残り、捨てられる弁当のことが今でも忘れられません。
その後私はタレントさんに付くお仕事をさせてもらうのですが、
バラエティー番組に出演される方で収録にはもちろん同行することになります。
その時既に炭水化物抜きダイエットというものがあり、スタジオでまた衝撃的な光景を目の当たりします。
おかずだけ食べて白米を捨てる女性スタッフが多数。
もちろんこれは人によっては量が多いというのはあるのですが、白米の扱いがあまりにも酷すぎて悲しくなりました。
後にこれはお米戦隊のテーマソングの歌詞にある「おかず食べてお米残すなんて、ちょっとありえないよ」という部分に繋がります。
それから１５年程して、2014年に勤めていた会社を辞め、はて？何がやりたいのだろうと考えていた時に、
福田雄一監督作品が大好きな私はふと「女子ーズ」という作品と手をつけられず捨てられた弁当や白米を思い出し、
これからもエンタメ業界で働くならいつか「笑いもあるけど、食べ物を無駄に捨てない」そんな戦隊ものを作ろうと決意しました。
これがお米戦隊、誕生の瞬間です！
この頃はまだ食品ロスやSDGsなどという言葉は浸透していなかったので、
幼少の頃に多くの方が一度は大人から言われたであろう言葉「食べ物を粗末にしてはいけない」それを今一度思い出して欲しい！
そんな願いも『お米戦隊マイマイマイ』に込められています。
会社を辞めて１ヶ月後の再会。
まだ自分の頭の中でお米戦隊が燻っていた時、
以前から親交があったスタッフから久しぶりに会おうよと連絡をもらいお茶をしたのですが、
これから何かやりたいことあるのと聞かれ、「実はお米戦隊というヒーローも物を作りたいです」と馬鹿にされる覚悟で言ったら、
「面白い！やったみなよ！応援するからさ！」と言われて逆にびっくりしてしまいました。
普通であれば何馬鹿なこと言っているのとなるところだと思うのですが、
この言葉が私の人生を大きく変えるきっかけになるのです！
このスタッフとは再会から１０ヶ月後に一緒の会社を立ち上げることになり、
今でも心強い味方として側にいてくれてます。
あの「やってみなよ！」と背中を後押ししてくれる言葉がなかったら『お米戦隊マイマイマイ』は生まれてはいません。
人との出会いが人生を変えるとつくづく思い知らされました。
それから数年経った2020年、遂にアニメ化に向けて「お米戦隊マイマイマイ」が動き出します！
脚本の室市さん、音響の時枝さん、監督の堀田さん、俳優の長内さんが仲間に加わってくれて制作が開始しました。
パイロット版が完成したのが2021年11月。
それから鳴かず飛ばず状態が続く中、ウチのスタッフが動き出します。
「よし、山口君に入ってもらおうよ」と。
それが2022年4月、最近の話ですね笑笑
山口プロデューサー合流です！
以前から面識はあったのですが、
ガッツリお仕事をさせてもらうのは今回が初めて。
ですがお米戦隊の企画に乗ってくれて一緒の盛り上げましょうと言ってくれました！
車で例えるなら、高性能なパーツとシステムがあるのにそれを動かすエンジンがなく、走り出すことが出来なかったのですが、
スーパーエンジン山口が搭載されることによって、『お米戦隊マイマイマイ』号は急発進、急加速中です！！
そして運命のキャストの皆さんと出会う訳です！
現在は第2話までが配信中、第3話の編集に入っています！
2話からは新たなスタッフも加わってくれて完成までのスピードを上げています！
今思うことは4話以降の制作を続けること、お米戦隊は10話完結を目指しています。
その為にクラウドファンディングを開始しているのですが、
ただ制作資金を募るのが目的ではなく、このアニメを一緒に作り、盛り上げてくれるメンバーを探しています！
正直まだまだ足りない部分が多いのでそこを補ってくれる仲間が欲しいです！
『お米戦隊マイマイマイ』に興味を持って下さった方、是非一緒に炊いてもらえたら嬉しいです🍚
企画原案／阿部正基