FC.AWJ2022年06月28日 07:21
おはようございます。FC.AWJの三上です。
本日もよろしくお願いします。

淡路島は虫が多いです。山の中腹に住んでいるということも、網戸のない古民家に住んでいることも多分に影響していると思いますが、かなりの虫が家の中にも入ってきます。こうして地方に住み、大量に発生する虫たちを目の当たりにすると、東京って本当に虫が少ないんだなとふと思ったりします。

虫も住めないような土地にひとだけが集まっているってすごく不思議。そんなに虫が好きなわけではないですが、潔癖に生きすぎてしまうと何もできなくなってしまう気がします。

息子を見ていて、思いますが、今は畑も釣りも色んな遊びをやっていますし、通学もけっこうな山道をけっこうな時間をかけて歩いています。ここでついた力はいつか彼が東京に行くことがあった時は力になるでしょう。でも東京の子どもたちを見ていると、怪我のリスクを極限にまで排除した遊具や周りを囲む子供よりも多い人数の親。あまりに過保護に育ってしまうと、そもそも田舎暮らしには対応するのは厳しいと思います。

どっちがいいかという話をしているわけではなく、一人でもたくましく生きていく術は田舎暮らしをしているとつきやすいのではないかと思っています。でもやっぱりムラ社会です。この辺りのバランスは非常に難しい。こっちはこっちで新しいことに対してのアレルギーがものすごく強いのも事実です。

これだけダラダラ書いて、難しいことはありますが、地方の可能性や自分たちのコミュニティへの自信を感じることこそ、このコンプレックスを解消できるのではないかと思っています。

観光客ばかりが喜んでいる場所は必ずひずみができます。地元の人が、地元に対して、誇りを持てるかどうかが長い目で見た時の発展を作ると思っています。それはサッカーで解放することこそ、我がクラブの使命です。