加藤 拓也(カトタク)2019年04月27日 14:20
こんにちは!

ライフセービングアスリートとして、90mビーチスプリントで日本一を目指しているカトタクです。

僕は、マイナースポーツでも一生挑戦し続ける事が出来る環境を作る事を目指しています。

応援よろしくお願いします。


昨日は僕が行なっているライフセービング競技について、お話させて頂きました。

今日は数ある競技の中で、何故90mビーチスプリントを選んだのかをお話させて頂きます。

答えはシンプルで足が遅かったからです。

普通は自分が得意な事、好きな事をやりますよね。

けど、僕はあえて逆の事をしてみました。


僕は学生時代サッカーをやっていました。

小学校では地元の選抜のキャプテンをやり、Jリーグのユースチームにも入り、周りからプロになれよ!そう期待されていました。

中学は地元ではなく、隣の市の強い学校にスカウトされ入りました。(住所を変更し)

しかし思うようにはいかず、小学生の時は僕より下手だった選手がみんな僕を抜いていきました。

そう、身体能力の差です。

技術、センスでは全く劣っていませんでしたが、足のスピードや瞬発力ではどんどん差が開いてしまい、試合に出れない時が続いたり、足が遅いせいで相手に負ける場面が何度もありました。

足さえ早くなれば、試合に出れる!と思い

監督やコーチに聞いても

「足は天性のものだから、早くする事は出来ない、他で補うしかない」と言われ

結局足を早くする事は出来ず、サッカーを引退しました。

足はもちろん天性もありますが、ある程度のレベルまでは、しっかりとした知識技術努力があれば早くなる。と聞いていました。

本当に足は早くなるのか?

また、僕がもし足を早くする事が出来たら、同じように悩んでいる選手の力になる事が出来る。

そんな想いで90mビーチスプリントを選びました。

初めは日本一なんて考えてもいませんでしたが、少しずつ足が早くなっている実感があり、成績も良くなり、いつしか日本一を本気で狙おうと思うようになりました。

苦手な事や不得意な事は逃げたくなる時もありますし、バカにされる事もあります。

でも逃げたくなかったし、学生時代中途半端だったので、やり抜きたい!

足は早くなる事を証明したい。

人生かけてやるなら頂点が良い!

今はそんな気持ちで、日本一を目指しています。

ライフセービング競技は大学生が圧倒的に多い中、今年31歳という僕はもう年長者です。

ですが、諦めた時点で全てが終わりますので、出来る所まで成長し続けている間は日本一を狙い続けます。

応援よろしくお願いします。

僕は26才で陸上をはじめ、28歳でライフセービングを始めました。

明日は何故、その歳で競技をやろうと思ったのかを、お話させて頂きます。

今日もチームメイトと走ってきました!