2025年スパサピへの想い|moriyatch森谷雄 2024年は自分のプロデュース映画を3本も公開した。 どれも興業的には振るわなかった…。 作品的にはどれも満足のいく出来だった。 しかし、テレビ局やメジャー配給会社のビッグプロジェクトの作品に比べれば宣伝にかける予算も少なく、まずは作品を知ってもらう所で追いつけない。 増してや、公開2週目には他にヒットしている作品があるとそれらの上映回数が優先され、あっという間に自分たちの作品の回数は減る。 シネコン時代に突入してから、インディペンデント映画たちに突きつけられたこの現実は耐え難いものとなった。 もちろん、シネコンシステムになって以来のこの20年の中で『カメラを止めるな!』や昨年の『侍タ