SHIBUYA CITY FC2021年12月31日 12:53
【年末のご挨拶】会長 山内一樹よりご挨拶

2021年4月18日。
決して忘れることの出来ない1日がありました。

渋谷での初めてのホームゲーム。入場制限の上限となる約300名ほどのファン・サポーターの方々に見守られて、名実ともに渋谷のクラブとしての第一歩を踏み出すことが出来ました。

2021年は引き続きコロナ禍が続く中において、スポーツの価値とはなんなのか、サッカークラブとして何をすべきなのか、自問自答の日々が続いていました。そんな最中で迎えたホームゲームは結果こそスコアレスドローとなりましたが、応援に詰めかけてくださった方々の表情、渋谷区スポーツセンターの空気感、チームとファン・サポーターの方々の一体感、そこで見た・感じたことの全てが探し求めていた答えに他ならなかった気がします。

残念ながらホームゲームで蓄えたパワーをシーズンを通して発揮することは出来ず、目標としていた関東リーグへの昇格は叶いませんでしたが、それでもクラブは確かな前進をすることが出来た1年だったと確信しています。

来たる2022シーズンはクラブの象徴である阿部翔平が選手兼任監督に就任し、新たなチーム体制で再び関東リーグ昇格へ挑みます。東京都1部リーグの正式なレギュレーションはまだ発表されておりませんが、3月下旬ごろに開幕予定で、新チームも新たな戦力を加え1月中旬より再始動をいたします。

また、渋谷区・渋谷区体育協会・渋谷区サッカー協会をはじめとした関係各所の多大なるご協力を得て、2022シーズンは3試合のホームゲーム開催が決定しています(ホームゲームの日程発表はもうしばらくお待ちください‥!)。3月12日には渋谷の中心をジャックするサッカーフェス「FOOTBALL JAM」の開催も予定しており、2022年はこれまで以上に渋谷の日常にサッカーがある景色を増やすことが出来そうです。渋谷の日常がサッカーで彩られることが当たり前になれば、間違いなく渋谷も日本も(勿論日本サッカーも)これまで以上に素晴らしいものへと進化させることができると信じています。

チームを強化しJリーグを目指すことも、ホームゲームやサッカーフェスを開催することも、地域の清掃活動やお祭りに参加することも、デジタルコンテンツで話題を提供することも、ファントークンを用いて新しい応援の形をつくることも、すべてはクラブが掲げる「Football for good “ワクワクし続ける渋谷をフットボールで”」というビジョンに繋がっていきます。来シーズンも引き続き真摯に向き合い続けて参りますので、クラブのビジョン実現へ向け、ともに歩みを進めていただけると嬉しいです。

本年も大変お世話になりました。2022シーズンもどうぞよろしくお願いします!

SHIBUYA CITY FC
会長 山内 一樹