おば太郎2021年10月27日 17:33
お疲れ様です。

今日、大学の授業でルソーについて学んで、ちょっと調べていたら、自分にグサッと刺さるルソーの言葉がありましたので紹介させていただきます。

次の言葉は「エミール」というルソー の小説か教育書なのか、よく分からない著作にあった言葉です。


「食事と睡眠の時間をあまり正確にきめておくと、一定の時間のうちにそれが必要になる。やがては欲求がもはや必要から生じないで、習慣から生じることになる。というより、自然の欲求のほかに習慣による欲求が生じてくる。そんなことにならないようにしなければならない。/子どもにつけさせてもいいただ一つの習慣は、どんな習慣にもなじまないということだ。」

まさに、習慣やルーティンが多く、それがなされないと気持ち悪くなる僕に当てはまる言葉です。
(自分で決めた習慣以外の部分は基本テキトーな人間)

欲求が必要から生じないで、習慣から生じるという部分は、その通りだなと感じました。

良くタバコを吸うのが習慣化された人は、吸うことによる気持ち良さがプラスになるから吸うのではなく、吸わないことによるマイナスをゼロに戻して、落ち着いているというのを聞いたことありますが、それにも通ずる言葉だと思います。


習慣は肯定的な捉え方をされがちですが、習慣自体が欲求になるということを理解したうえで、「どんな習慣にもなじまない習慣を持つ」ことを意識して、実践していきたいと思います。

自分の身体が習慣に汚染されているので、簡単にはできないと思いますが、、笑

[音楽家でもあり、思想家でもあり、小説家でもある多彩なルソーさん]