おば太郎2023年01月05日 19:02
アオアシ漫画読んだことないけど、「アオアシに学ぶ考える葦の育ち方」という本めっちゃ面白かったです〜⚽️

この本では、考えて行動するフレームワークとして、
「観察、判断、実行」が挙げられていました。
これは、情報の取捨選択を行い、インプットして、その情報を解釈し、自分の価値基準に合わせて評価し、選択して、最後アウトプットしていくということです。

サッカーで考えてみたら、物凄く腑に落ちました!

☆サイドの高い位置でボールを持ち、ドリブルで仕掛けるかどうかの場面を想定してみると、、、

①観察

周りの状況をみて、フリーな味方、対峙DFの能力、立ち位置、カバーの選手の有無、時間帯、流れなど。

②判断

[解釈] ・フリーな選手はいない。
    ・縦にスペースがある。
    ・カバーの距離が遠い。
    ・対峙DFの足は速くない。
    ・対峙DFの重心が中によっている。
    ・0-1で負けていて、残り10分
[評価]
・この状況で、縦に抜けたら、大チャンスになる。

・自分の足の速さなら、追いつかれる可能性は10%くらいだろう。
   
 ・ここで縦に行かず、カットインしたら、100%ボールは取られないが、ビッグチャンスは作れない。
    
・一個前にカットインを見せたから、縦を読まれる可能性は、ほぼない。

・カットインの目線と、縦にいくそぶりを見せなければ、DFの縦への警戒はなくなる。

・このスコアと時間帯であれば、リスクがあったとしても、攻めるべき。

[選択]

・スピードを上げずに、中方向を見ながら、DFに向かってドリブルし、良いタイミングで、縦にドリブル突破しよう。

③実行

上記の選択を実際に、具現化する。


→こんな感じのプロセスを通して、サッカーをしてるのではと思いました!
試行回数の繰り返しで、この判断を感覚的に一瞬で出来ますが、ミスするときは、①観察②判断③実行 のどれかに欠陥がある時です。

サッカーは、目まぐるしく展開が変わるので、情報を誤解してインプットしてしまうこともあるし、インプットした情報の解釈を間違えてしまうこともあるし、プレー選択のウエイト付けを間違えて判断してしまうこともあるし、最後は頭で分かっていても、身体が思い通りに動かせないこともあります。

サッカーが上手くなるには、自分がどのフェーズで間違えているのかを見つけてていく必要があるなと思いました!

実行は思い通りにいってるのにも関わらず、ミスしてしまうことが、サッカーには往々にしてあります。
そこをぼやかして、実行の精度を高めるトレーニングをいくら積み上げてもサッカーは上手くなりません。

この本で書いてあることは、サッカーだけではなく、他の事象にも当てはまることなので、非常に学びになりました!